デボラのテーマ



6月の奈良の恒例行事として定着してきた“ムジークフェストなら”。
今年2017年ではジョン・ウィリアムズの映画音楽の演奏会があって、
聴きに行きたかったのですが、残念ながら都合がつかず断念。
そうなると、無性に聴きたくなってきます。
YouTubeには映画音楽がたくさんアップされているので、いろいろ聴きました。
今の時代、こういうサイトがあって本当にありがたい。



Star Wars (ベルリン・フィル、ラトル指揮) [2:56]


ライトセーバーを弓がわりにして弾いていたり、
女性ホルン奏者がレイア姫の髪型だったりと、
突っ込みどころがいろいろあります。





シンフォニックなジョン・ウィリアムズもいいのですが、個人的にはエンニオ・モリコーネの曲がワタクシの心を揺さぶります。
映画 『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988年) の曲も感動的でした。
映画 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年) に登場するデボラちゃんのテーマは大好きな曲のひとつで、
少女時代から彼女に恋するヌードルス (ロバート・デ・ニーロ) の回想シーンでこの曲が流れると、
切ない気持ちが溢れてきます。


Deborah's Theme (Once Upon a Time in America) [4:22]





デボラちゃんの少女時代を演じるのは、ジェニファー・コネリー。
本当に可愛い!
物置で踊るときに流れていた曲は、「アマポーラ」。
この映画を初めて見たとき、オリジナル曲と誤解しましたが、映画の中で使われた編曲がまた素晴らしく美しい。


Amapola [5:23]

(この映像は映画と直接関係ないです)





成人したデボラちゃんを演じるのは、エリザベス・マクガヴァンという女優さん。
この映画では、無愛想で、影のある陰鬱な表情が多いので、いまひとつ評判は良くなかったようです。
そういう役柄ですから、ある程度仕方がありませんね。
眼が綺麗で、背の高い彼女は個人的にけっこう好きです。


デボラ (エリザベス・マクガヴァン)
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数少ない笑顔のシーン。





で、デボラちゃんを演じたエリザベス・マクガヴァン。
その後どうしたのかと気にかかって調べていたら、
NHKの日曜夜に放映しているドラマ 『ダウントン・アビー』 に出ていることを最近知って、びっくり!
グランサム伯爵夫人コーラとして登場しているではありませんか。
コーラがあのデボラちゃん??




2012年のカンヌ国際映画祭で、デジタル修復とともに未公開シーンが加えられた
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 が特別上映されました。
会場には関係者が集まり、ロバート・デ・ニーロ、マックス役のジェームズ・ウッズ、
エリザベス・マクガヴァン、ジェニファー・コネリーという豪華メンバーが登壇しました。
そのときの様子がYouTubeにありました。


『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 特別上映会で ~ カンヌ国際映画祭 (2012年) [6:06]

観客席にいるエンニオ・モリコーネも拍手され、立ち上がっています。





で、エリザベス・マクガヴァン。
もっと驚いたことに、音楽バンドを持っていて、自らヴォーカリストとして音楽活動も行っています。


Everybody's Got A Song (2014)  [3:56]

バンドのHP →



デボラちゃん、元気そうです。



ヤンソンス・バイエルン・マーラー9番(西宮)



久しぶりにコンサートへ。


演奏:バイエルン放送交響楽団 (Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks)
指揮:マリス・ヤンソンス (Mariss Jansons)

<プログラム>
  マーラー:交響曲第9番 ニ長調 (Gustav Mahler : Symphonie Nr.9 D-Dur)

開演:2016年11月23日(水)14:00
会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール <兵庫県西宮市> (Nishinomiya, Hyogo Performing Arts Center)





やはり生で聴くのはいいものですね。

この曲の 「見どころ」 は、チューバがドでかいミュートを装着して演奏するところ。(笑)
BRSOの金髪のおねいさんが、頭頂のお団子髪を左右に振りながらコントラバスを演るところ。(笑)
このオケは女性奏者が多いですね。とくに弦楽器。


この曲、ワタクシの好きな曲のひとつ。
2楽章と3楽章は曲としてあまり好みではないのですが、1楽章と4楽章の素晴らしさと言ったら!
特に4楽章は感動的でない演奏はありえないのではと思うくらい。
そんな曲を豊潤なサウンドで紡ぎ出すオケ。
そのオケをドライブするヤンソンス。
素晴らしい演奏でした。
見どころ、聴きどころたっぷりの至福の時間を過ごすことができて、幸せでございました。






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公演チラシ
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公演後の兵庫県立芸術文化センター外観
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公演プログラム
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*追伸*

4楽章の最後の音がそ~っと消え入ってからタクトを下すまでどのくらい静寂の時間をキープするか、興味津々でした。
マエストロ、予想していたより早くタクトを下しました。
アバドみたいに長かったらどうしようと、内心ドキドキでした。
心配していたフライングのブラボーや拍手がなくて、よかった。


兵庫県立芸術文化センターの専属オーケストラ 「兵庫芸術文化センター管弦楽団」 (Hyogo Performing Arts Center Orchestra, 略して HPAC Orchestra ) のメンバーが、開演前の練習を聴いて感想を述べている動画があった。 → (YouTube)



宇野功芳さん亡くなる



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音楽評論家で、指揮者でもあった宇野功芳氏が2016年6月10日、亡くなりました。86歳。

直接お目にかかったことはありませんでしたが、
ワタクシが中学生のときの担任(音楽の先生)は功芳氏の夫人でした。
ワタクシが音楽好きと知った担任から、要らなくなった氏のレコードやオープンリール、
スコアなどをときどき頂きました。
貧乏な中学生にとって、宝物でした。

何番だったか忘れましたが、ベートヴェンの交響曲のスコアには、
フルトヴェングラー、ワルター、ケンペン、メンゲルベルクといった往年の名指揮者による
演奏の聴き比べ評が書き込まれていたのを覚えています。
そのスコアは紙質がとても悪く、経年の焼けもあって、
ページをめくるたびにぱりぱりと粉々になっていき、その後、無残な姿になってしまいました。

オープンリールでは、ルービンシュタイン(p)、オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団による
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番を繰り返し聞きました。

ただ、功芳氏のライナーノーツや書籍等での音楽評論は、中学生にはアクが強すぎました。
レコードを買うにあたってよく参考にしたのは、同じ音楽評論家の志鳥栄八郎氏の評。
雑誌 『FM Fan』 (廃刊) で連載されていた志鳥氏の「私のレコードライブラリー」を読んで、
紹介された盤の中からしばしば購入していたように記憶しています。

とはいえ、今までクラシックを聞き続けてこられたのは、
功芳氏から頂いたお宝のおかげと、感謝しております。

合掌。



アーノンクール氏



指揮者のニコラウス・アーノンクール氏が2016年3月5日、死去。86歳。



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演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ニコラウス・アーノンクール

<プログラム>
  ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調


開演:2006年11月4日(土)18時
会場:兵庫県立芸術文化センター 大ホール (西宮)



サヴァリッシュ氏



指揮者のウォルフガング・サヴァリッシュ氏が2013年2月22日、死去。89歳。



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演奏:スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:ウォルフガング・サヴァリッシュ

<プログラム>
  1.ベートヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」
  2.ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
  ≪アンコール≫ラヴェル:ラ・ヴァルス (だったか?)

開演:1976年11月6日(土)19時
会場:東京文化会館(東京)




アバド氏



指揮者のクラウディオ・アバド氏が2014年1月20日、死去。80歳。



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演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン

<プログラム>
  1.ベートヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
  2.ベートヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」

開演:2000年12月3日(日)19時
会場:ザ・シンフォニーホール(大阪)




ワイセンベルク氏



ピアニストのアレクシス・ワイセンベルク氏が2012年1月8日、死去。82歳。



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演奏:シュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団)
指揮:ジークフリート・クルツ
ピアノ:アレクシス・ワイセンベルク

<プログラム>
  1.ベートヴェン:舞踊音楽「プロメテウスの創造物」序曲
  2.ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
  3.ドボルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」

開演:1973年10月17日(水)19時
会場:東京文化会館(東京)



ブーレーズ氏


指揮者で作曲家のピエール・ブーレーズ氏が2016年1月5日、死去。90歳。



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演奏:ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ピエール・ブーレーズ

<プログラム>
  1.ベルリオーズ:歌劇「ベンヴェヌート・チェリーニ」序曲
  2.ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 作品36
  3.ウェーベルン:管弦楽のための6章 作品6
  4.ストラヴィンスキー:舞踊音楽「春の祭典」

開演:1974年9月5日(木)19時
会場:NHKホール(東京)




今宵はLee Wiley





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NIGHT IN MANHATTAN
with
LEE WILEY (vo)


featuring
Bobby Hackett (tp)
Joe Bushkin (p)
Stan Freeman (p)
Cy Walter (p)

rec.1950/1951





リー・ワイリーの「ナイト・イン・マンハッタン」。

ドレス姿と足元に魅了されて、学生時代にジャケ買いしたこのアルバム。
中身をなにも知らずに聴いてみたら、これまた古きよき時代を彷彿させる、いい雰囲気の曲ばかり。
1曲目の「マンハッタン」を聴くと、まさに50年代のニューヨークです。
もちろん実際の50年代のニューヨークなど知りませんけど、なんとなく自分が持っているイメージにぴったりでした。

クリスマスが近くなると、ジャズ・ヴォーカルを聴くことが多くなります。

さあ今宵は、古きよき時代のニューヨークへ。






ウィーン・フィル 1975年 来日公演



2011年2月5日(土)、ウィーン・フィルが1975年に来日したときのコンサート映像がEテレで放送されました。

このときの来日公演のうち、1回聴きに行ったはずだよな、と本棚を捜したら、ありました、ありました、当時のプログラム冊子。

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このとき日本での公演は16回もやったんですね。
(来日した指揮者は、カール・ベームとリッカルド・ムーティの2人)

放送を見ていたら、収録されたのが1975年3月17日とある。
手元に残っているチケットを見たら、まさにその日の公演なのでビックリ。

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放送されていたコンサートの会場に、昔のワタクシがいる。
なんだか不思議な感じでした。


<参考>

1975年3月17日(月)のコンサート・プログラム

 ●序曲「レオノーレ」第3番 [ベートーベン]
 ●舞踏組曲「火の鳥」(1919年版) [ストラヴィンスキー]
 ●交響曲第1番ハ短調 [ブラームス]
 ●<アンコール> 美しく青きドナウ

 指揮:カール・ベーム
 演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 場所:NHKホール


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プロフィール

なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

※2013年までの過去記事は本サイトへインポート後、一部を除いてリンクの更新等を行なっておりませんので見苦しい部分があります。ご了承ください。
※過去記事へのコメントも歓迎。

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