びわ湖長浜KANNON HOUSE


“東京にある、長浜の観音堂” へ行ってきました。
場所は、JR上野駅から不忍池に向かって徒歩約2分のところにあるビルの1階。
注意深く見ていないと、通り過ぎてしまうかも。

「びわ湖長浜KANNON HOUSE」 は、観音の里として知られる長浜市が観音信仰を中心とした情報発信拠点として2016年3月に開設した施設。
その内部は壁面が黒色で、スポットライトの照明が使われています。
檜の部材で囲われた展示スペースは厨子を模していて、その中心に観音さまが安置されています。
時間が許せば、ずっと居たいホッとできる空間です。
スタッフの方々にはご親切に対応いただきました。(ありがとうございます)

開設以来、ほぼ2か月ごとの周期で市内の観音像が交代でお出ましになっています。
今回拝見したのは、びわ湖に浮かぶ竹生島にある宝厳寺の聖観音さま。
人気があって、二度目のご登場だそうです。
このお像は西国三十三所の札所本尊ではありません。(念のため)




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竹生島 宝厳寺
聖観音立像
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優しい表情に癒されます
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(以上、「びわ湖長浜KANNON HOUSE」 にて)
展示は10月21日まで。






次回お出ましになるのは、高月町保延寺の千手観音さま (2017年の「観音の里 ふるさとまつり」 にて)
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像高20cmほどの可愛らしい観音さまです。
奈良・長谷寺から移されたとの言い伝えがあります。
長浜には、両手に錫杖を持つ観音さまがけっこういらっしゃいますね。
※「保延寺」は地名で、この名前のお寺は現存しません。




 ※ 「びわ湖長浜KANNON HOUSE」 HP →


高月の初参拝仏



2017年10月15日、「観音の里ふるさとまつり」 。

ふるさとまつりは2度目ですが、それ以外の時期にもたびたび訪れている長浜市高月町。 (今回で8度目だったか)
高月町とその周辺では、観音を主として多くの仏さまが各地区で昔から大切に守られてきました。
地方仏でよく見かける素朴で、時には愛らしい表情の仏さまに、湖北の人々がどれほど慰められてきたのでしょうか。

今回は、ワタクシが初めて参拝する仏さまばかり。
こちらが撮影可否を問う前に、「撮影、OKです」 と各所で勧められました。
ウチの仏さまを自慢したくて仕方がない、という感じもありました。
どの仏さまも、みんな違ってみんないい。




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〔東阿閉・乃伎多神社薬師堂〕 →
従来は秘仏でしたが、今年2017年から観音の里ふるさとまつりの日のみ開扉されることなりました。








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〔横山・横山神社〕
観音の里ふるさとまつりの日のみ神社で開扉。普段は観音の里資料館に寄託。








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〔東物部・光明寺〕
観音の里ふるさとまつりの日のみ開扉。








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〔保延寺・観音堂〕
保延寺は地名。
この千手観音さんは奈良・長谷寺から移されたとの言い伝え。
高さ20cmほどで、かわいらしい。








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〔雨森・観音寺〕
清水寺式とも言われるお姿。
脇手の一対を頭上に掲げ、重ねた手にちっちゃい阿弥陀さんを乗せています。
袋掛け観音とも言われます。








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〔柏原・阿弥陀堂〕
観音の里ふるさとまつりの日のみ開扉(らしい)。








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〔高月・観音堂〕








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〔高月・観音堂〕








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〔落川・浄光寺〕
ずっと秘仏でしたが、数年前に開扉されるようになったそうです。









≪余談≫

  東京・上野に2016年3月オープンした “びわ湖長浜 KANNON HOUSE” 。
  「観音」 をテーマとした長浜市の情報発信拠点で、その中にはお堂の内部を模した展示スペースがあって
  長浜から観音様にお出ましいただいて、展示されます。
  観音様は約2か月交代だそうです。
  今年2017年11月28日(火)からは、あの千手千足観音様が登場されるそうですよ。



千手千足観音立像
〔高月町西野・正妙寺〕
(観光パンフから拝借)



    ※ びわ湖長浜 KANNON HOUSE →



高月で初開扉



従来は秘仏でしたが、今年2017年から観音の里ふるさとまつりの日のみ開扉されることなった
乃伎多 [のぎた] 神社・薬師堂の仏さん。
薬師如来、聖観音とともに、2躯の毘沙門さんがおわします。
一般的には毘沙門さんは憤怒相なのですが、こちらの毘沙門さんの憤怒相は何かが違うのですよ。



乃伎多神社
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境内にある薬師堂(左)と八幡宮(中央)
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高月では神社の境内に仏像を祀るお堂があるケースが多い。








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「兜跋毘沙門天」 と書かれているけど、地天女も二鬼もいないし、違いますよね。
※ 兜跋 [とばつ] は、シルクロードの要所だったトルファンのこと。



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憤怒しそこなった感が若干漂っている。






乃伎多神社がある東阿閉 [ひがし あつじ] 地区は、ヤンマーの創業者の出生地。
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後ろに見える西洋のお城っぽい建物は東阿閉公民館 (通称:ヤンマー会館)で、創業者が故郷に寄贈したもの。
「ヤン坊、マー坊、天気予報」 って知ってます?





高月の観音さんで憤怒相なのは、正妙寺の千手千足観音と横山神社の馬頭観音ですね。
乃伎多神社薬師堂の毘沙門さんも含めて怒り切っていないのは、穏やかな土地柄が反映しているのではとスイソク。



@高月町東阿閉・乃伎多神社薬師堂





≪余談1≫

 乃伎多神社薬師堂のご朱印は今回はありませんでした。
 ご朱印用の印がまだできていないそうです。
 そのかわり、記念スタンプがありました。→



≪余談2≫

 京都国立博物館で開催中の 「国宝展」 (2017/10/3~11/26)。
 お出まし中の東寺の兜跋毘沙門天さんの下にいる二鬼のうち、向かって右側の鬼の表情が笑えますから、要チェックです。
 


高月でオヤジ狩り!?




「オッサン、まんじゅう、よこせっ!」

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十二神将は、新薬師寺などの超カッコイイ系と、何気に脱力系があるように思います。
こちらのは後者でしょうね。
高さが30cmぐらいだったでしょうか。
一体一体、いい味出してます。
12躯すべてが揃っています。
といっても、室町時代から江戸時代までが混在しているようです。


@高月町柏原・阿弥陀堂 (来光寺)


  ※こちらは観音さんは不在で、阿弥陀さんと薬師さんがおわします。
    観音の里ふるさとまつりの時だけの開扉だったはず。 (確認を忘れたので、要注意です)






高月の野神



長浜市の高月あたりを散策すると、あちこちに野神 [のがみ] を見つけることができます。
集落の出入り口など要になる場所で、注連縄が張られている大木があったら、その木は野神です。
このような大木には、土地 (農地) を守る神が宿ると信じられています。

高月の観音の里ふるさとまつりで参拝した柏原地区の阿弥陀堂 (来光寺) は八幡神社の境内にありますが、
その境内の入口にケヤキの巨木があります。
樹齢800年以上だそうで、地区の人たちの誇りになっているようです。
ふるさとまつりにやって来た人のために、野神に祭壇が設けられていました。
住県名と名前を書いた紙を祭壇の前の紐にくくりつけて、お願いごとをしてくださいと勧められ、さっそく実行。
こういう貴重な体験をさせてもらえたのはとてもありがたく、素晴らしい思い出になりました。



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Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

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