ハイキング立ち寄り大明神 (42)



二月堂修二会で毎夜読み上げられる “神名帳” の神様のうち、ハイキングなどで立ち寄った神社のご紹介。

続きです。



● 氣比神宮

   神名帳では、気比大菩薩 [けいノだいぼぉさぁ] (11) ←神名帳で読み上げられる順番


  神名帳初段の「大菩薩」グループのひとつ。
  越前国一之宮の氣比神宮 [けひじんぐう] は、福井県敦賀市曙町にあります。
  かつて東大寺境内に分霊された気比宮がありましたが、今はありません。
  その場所は、現在の公慶堂のあたりです。
  公慶堂のある勧進所の敷地には、10月5日の転害会のときなどを除いて、部外者は立ち入りできません。




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勧進所の敷地は土塀で囲まれています。
画面一番左に見えるのが、公慶堂の屋根。






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勧進所入口から見たところ。
画面左側の奥に見えるのが、公慶堂。






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江戸時代初期に描かれた 「東大寺寺内寺外惣絵図」 というイラストマップには、
今の公慶堂があるあたりにお社の絵と “氣比宮” の文字がある。







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勧進所の奥にある八幡殿の前から大仏殿を見たところ。
手前側の門を出て右側に公慶堂があり、大仏殿を向いて座っている公慶上人のお像が安置されている。









公慶堂






ハイキング立ち寄り大明神 (41)



二月堂修二会で毎夜読み上げられる “神名帳” の神様のうち、ハイキングなどで立ち寄った神社のご紹介。

続きです。



● 生根神社 (大阪市住吉区住吉)

   神名帳では、生根大明神 [いくねノだいみょうじん] (414) ←神名帳で読み上げられる順番


  [いくね じんしゃ] の通称 「奥の天神」 は、住吉大社の奥(北側)に鎮座する生根神社の境内に
  摂社の天満宮があることに由来するそうです。
  祭神は、少彦名命 [すくなひこなのみこと]。
  体の小さな神様なので、住吉大社の一寸法師伝説との関連説もあるようです。

   ※ 生根神社HP →



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生根神社





ハイキング立ち寄り大明神 (40)



二月堂修二会で毎夜読み上げられる “神名帳” の神様のうち、ハイキングなどで立ち寄った神社のご紹介。

続きです。



● 住吉大社 (大阪市住吉区住吉)

   神名帳では、住吉大菩薩 [すみよしノだいぼぉさぁ] (18) ←神名帳で読み上げられる順番


  神名帳初段の「大菩薩」グループに入っている住吉大社は、摂津国一之宮。
  創建は神功皇后摂政11年、西暦211年と伝わります。
  海の神様です。
  遣唐使船にも祀られていたとか。
  全国にある住吉神社の総本社。
  本殿は4棟あって、住吉造と呼ばれる古代建築様式。
  いずれも国宝に指定されています。
  由緒ある神社ですが、広い境内には娯楽度の高い見どころも多く、楽しめます。
  詳しくは、HPでどうぞ →




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古墳ではありません。
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「五」「大」「力」と書かれた石を探してお守りにしよう。
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別の場所に、おもかる石もあります。







縁結び系のおみくじ
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「はったつ」 さんの招き猫
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初辰(毎月最初の辰)の日に48回参拝すれば、満願成就だそうですよ。

境内には水を吐くウサギやヒスイのウサギもいます。






「あなたも一寸法師になってみませんか?」
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顔出しパネルや櫂付きのお椀がセットしてあります。
一寸法師がお椀の舟に乗り、腰に針の剣を差し、箸を櫂にして、
京に向けて出発したのは住吉大社前の海だったそうです。









住吉大社






ハイキング立ち寄り大明神 (39)



二月堂修二会で毎夜読み上げられる “神名帳” の神様のうち、ハイキングなどで立ち寄った神社のご紹介。

続きです。



● 廣瀬大社 (奈良県北葛城郡河合町)

   神名帳では、河合大明神 [かわいノだいみょうじん] (47) ←神名帳で読み上げられる順番


  [ひろせ たいしゃ] と読みますが、広瀬神社とも言います。
  神社があるあたりは大和川に複数の支流が合流するところで、地名の河合の由来になっています。
  水の神様です。



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広瀬神社と言えば。。。


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初めて行ってきました。
(2018年2月11日)

正式には御田植祭ですが、一般には砂かけ祭として知られています。
農民の田人 [たびと] と牛(に扮した人) が拝殿前の広場で田植えの所作をしたあと、
鋤 [すき] ですくった砂を参拝者へ情け容赦なく何度もぶちまけます。
参拝者もこれに応じて砂をかけ返します。
境内は、歓声と悲鳴と。
地元の人などは雨がっぱとゴーグルを装備して、完全防砂体勢で参戦。
砂のかけあいは1回5分ほどで、数分の休憩のあと再開。
これを8回やります。
回を追うごとに、砂かけの過激度がヒートアップしていくのもおもしろい。
牛に扮した人は砂かけの際は牛の面を外すのですが、全身が黒装束なので
ライトセーバーを鋤に持ち替えたダース・ベイダーっぽくて、なかなか不気味。
ワタクシは初参拝なので参戦せずに境内の隅で観戦でしたが、それでも砂が飛んできました。
境内に安全地帯は無さそうです。

砂かけが終わると早乙女による田植えの所作があり、そのあと参拝者に対して松苗と田餅が撒かれます。
幸運にも、両方ともゲットできました。

  ※ 廣瀬大社HPにある砂かけ祭の説明 →



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前日の雨のせいで、湿った重い砂が塊で飛んでくる。
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地元の小学生は楽しくて仕方がない様子。
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一方、砂かけ最終回開始直前、ダース・ベイダーはすでに疲れ切った様子。
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背後から、ドシャッ!
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(アトピン、ご容赦)






松苗
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廣瀬大社





ハイキング立ち寄り大明神 (38)



二月堂修二会で毎夜読み上げられる “神名帳” の神様のうち、ハイキングなどで立ち寄った神社のご紹介。

続きです。



● 葛木倭文座天羽雷命神社 (奈良県葛城市加守)

   神名帳では、委文大明神 [しっとんノだいみょうじん] (80) ←神名帳で読み上げられる順番


  [かつらき しどりにいます あめのはいかづちのみこと じんじゃ] と読みます。
  長いので、倭文 [しどり/しずり] 神社と略して言うそうです。
  延喜式内の神社。
  二上山の麓に鎮座しています。
  本殿の両脇には、葛木二上 [かつらき ふたかみ] 神社と加守(掃守)[かんもり] 神社が鎮座しています。


  以下、頂いた由緒書から要約。

  「 葛木倭文座天羽雷命神社
      祭神は倭文 [しどり] 氏の祖である天羽雷命 [あめのはいかづちのみこと]。
      この神は 『古語拾遺』 などによると、天照大神の荒衣・和衣の御衣を織り、
      のちにニニギノミコトが天孫降臨したときに御衣織として共に降臨し、
      機織 [はたおり] の術を教え授けられた。
      倭文 [しどり] は文布 [しづり] で、天羽雷命が初めて術を国人に伝え、
      子孫もその業を伝えた由縁によって倭文を氏とし、その部族が諸国に散在し、
      各々機織と裁縫の術を伝えた。

    加守(掃守)神社
      加守は掃守の借字であり、このあたりの地名<加守>も神社に関係があり、
      祭神の天忍人神 [あめのおしひとのかみ] は、掃守の祖である。
      『古語拾遺』 によると、神武天皇の父・ウガヤフキアエズノミコトが生まれるとき、
      天忍人神は海浜に宮室(産室)を建て、箒を作って蟹を掃い去ったことから、蟹守という。
      カニは香泥 [かに]、つまり胎児の垢のことである。
      昔、掃部 [かもん] の職にあった者は、元は蟹守から出たものである。
      天忍人神は産育の始祖であり、産婆の神である。 」


  三つ目の葛木二上神社は、二上山頂上にある葛木二上神社の遥拝所だそうです。


  漢織 [あやはおり]・呉織 [くれはおり] は古代に大陸から伝わった織物技術とされていますが、
  倭文は大陸の織物技術が伝わる前から日本にあった織物技術と考えられるそうです。



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Youは何しに神社へ?





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この神社とは何のゆかりもないそうですが、氏子になった子どもが健やかに成長するようにと
那須与一の絵馬がたくさん拝殿に奉納されています。





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葛木倭文座天羽雷命神社、葛木二上神社、加守神社それぞれのご朱印。
宮司さんが不在だったため、神社名は書いていただけませんでした。
加守神社の朱印は、伝説の蟹ですね。





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参道の脇には産婆さんの顕彰碑が2基あって、これはそのうちのひとつ。






葛木倭文座天羽雷命神社








≪余談1≫

 葛木倭文座天羽雷命神社は11字が使われている長い名前ですが、ワタクシが訪問したなかで一番長い名を持つ神社は、

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飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社
[あすか かわかみにます うすたきひめのみこと じんじゃ]


 14文字あります。
 奥明日香にあるこの神社の拝殿にたどりつくまで、約200段の階段を登らなければなりません。
 本殿は無く、拝殿の背後にある山がご神体です。




≪余談2≫

 近鉄奈良駅近くのパン屋にある 「恵方巻パン」。

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 真上から撮ってしまい、中身が見えないのが玉にキズですが、ロール巻状のサンドイッチです。
 あしたの2月3日は節分の日。
 準備はいいか?


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プロフィール

なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

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