修二会キーホルダー


近鉄奈良駅の改札を出ると臨時の売店があって、何気なく目をやると「修二会」の文字が。
お水取ラーとしては、素通りできません。
売店の方(おそらく近鉄の方)に話を聞くと、東大寺さんとのコラボ商品で期間限定とのこと。
しかも今日(2月2日)から販売開始。
即買いしました。

2種類のキーホルダー。


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次は、東大寺二月堂。
裏のデザインは2種とも同じ。



一方には、お水取り儀式の絵が描かれていますよ。
その絵には、閼伽桶を担ぐ庄駈士、咒師松明に先導される練行衆、閼伽井屋(若狭井)、良弁杉などが描かれています。
「二月堂 お水取り 三月十二日真夜中」という説明や、大島蓼太の俳句「水取りや 瀬々のぬるみも この日より」も書かれています。

販売期間を確認し忘れました。 → 下記に追加情報あり


 ※ 1個600円は少々高いなあ。



≪余談≫

 近鉄電車内の吊り革。
 こちらも期間限定で 「幸せを運ぶ、きんてつの吊り革」をやってます。
 運が良ければ、目撃できます。


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ワタクシが目撃した “合格祈願” 版
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【追加情報】

 近鉄奈良駅構内に掲示されているポスターです。

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 現状は駅長室の扉を開けて入ったところで販売されています。
 (東改札口側にある特急券売り場と柿の葉寿司店の間に駅長室の扉がある)


平成31年練行衆発表


東大寺では毎年12月16日、初代別當の良弁さんの開山忌法要があり、法華堂の秘仏・執金剛神立像が開扉されます。


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東大寺ミュージアムでは、この時期に合わせて良弁僧正にまつわる寺宝が展示されます。
今回、絵巻が展示されていて、赤子(良弁僧正)が鷲にさらわれる場面や、執金剛神の髻の元結紐が大きな蜂になって坂東へ飛んで行き、平将門をやっつける場面などが見られます。
合戦の場面をよく見ると、討ち取った首を持ち歩いている武士がいてなかなかグロテスクです。



さて、12月16日は来年の二月堂修二会に参籠する11人の練行衆が発表される日でもあります。

報道発表によると、来年平成31年 (2019年) の練行衆の配役は以下のとおり。(敬称略)

  和上    筒井寛昭
  大導師   橋村公英
  咒師    上司永照
  堂司    上野周真
  北座衆之一 尾上徳峰
  南座衆之一 佐保山曉祥
  北座衆之二 筒井英賢
  南座衆之二 中田定慧
  中灯    狹川光俊
  権処世界  北河原公慈
  処世界   清水公仁


今回もシンニュウさんはいらっしゃいません。


四王勧請は咒師の独壇場ですが、永照師の迫力ある勧請にはシビレマスな。
初めて咒師をつとめられたときは咒師帽を浅くかぶっておられ、しっくりしていない感がありましたが、その後は深くなっています。
曉祥師と英賢師はついこの間、新入だったよう気がしているのですが、早いものでもう中堅どころですね。




≪余談≫

「カフェ de 坊雑」 の坊雑券
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坊雑 [ぼうぞう] と読みます。




二月堂授与所ではすでに来年2019年の干支の置物、絵馬が販売されています。
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絵馬の絵描きさんが変わった?


※追記
 絵馬の落款印をよく見ると 「梨慧」 とあるので、例年どおり 森田りえ子画伯ですね。
 年号が変わるせいでしょうか、いつもの和暦ではなく、西暦になっていますね。


安産寺のお地蔵さまなど


かぎろひ歴史探訪 の番外編(?)にお声掛けいただき、宇陀市室生の三本松や深野あたりを散策しました。
詳しいことは、同行したPANDORAさんのブログでどうぞ →

以上






。。。。。という訳にもいかないでしょうから、帰宅後の調査結果も交えて少し余談を。




≪余談1≫

 今回は立ち寄りませんでしたが、安産寺から程近い長命寺には、追っ手に追われた源義経が立ち寄ったとか、
 本尊の薬師如来は北条時頼によって彫られたなどの言い伝えがあります。
 北条時頼は出家後、最明寺殿などと呼ばれて、諸国を遍歴して庶民の暮らしぶりを視察したという伝説があって、
 長命寺の話もそういった類のひとつなのでしょう。


安産寺前から見る鎌倉山
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北条時頼がこの山を見て、鎌倉の山に似ているので名付けたとか。
(似た山、あったか?。。。元鎌倉市民)





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  ≪余談1≫ の余談1

   安産寺では、8月第4日曜日に盆踊りがあるそうです。
   頂いた資料に「子安地蔵尊音頭」の楽譜と歌詞のほか、作曲者名も記されていました。
   作曲者の牧野英三氏は、おそらく、長年、東大寺二月堂修二会の声明を録音し、
   五線譜に再現して研究されてきた奈良教育大学の牧野先生だと思われます。


  ≪余談1≫ の余談2

   以前、ハイキング途中で立ち寄った最明寺滝という小さな滝 (兵庫県宝塚市)。
   北条時頼が出家して最明寺入道と名乗り、この滝で修行したと伝わります。
   これも諸国遍歴伝説のひとつでしょう。


  ≪余談1≫ の余談3

   三本松の鎌倉山には、ローストビーフのお店は無さそうです。(元鎌倉市民のローカルネタ)



※ 安産寺については、こんなサイトも。
 ・産経新聞 「なら再発見」 →
 ・NHK奈良 「仏教よもやま話」 →
    (安産寺へ向かうあの坂を下駄で上がっていくのは、チト無理がある?)






≪余談2≫

 深野の里にある神明神社の創建は室町時代で、境内で見かけた十三重塔もそのころのものらしい。
 階段の縁石に刻まれていた 「正徳二年」 は、西暦1712年。

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≪余談3≫

 二月堂修二会の達陀松明 [だったん たいまつ] に使われるヒノキは、伐り出された後、
 松明の芯木用に加工されて、三重県名張市赤目町の一ノ井地区から毎年3月12日、二月堂に奉納されています。
 奉納されたヒノキは、翌年の修二会で使われます。
 一ノ井地区からの奉納ルート(松明調進の道)を示す地図が、二月堂北の茶所に貼り出されています。
 深野の里から少し北へ行くと、このルートが経由する笠間峠があります。


「笠間峠」碑
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≪余談4≫

水神碑
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 宇陀川のほとりにあります。
 「享和二年」 と刻まれているので、西暦1802年のもの。
 川の氾濫が無いように、神さまに祈るためでしょうか。


宇陀川
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 宇陀川は下流で名張川、木津川、淀川に合流して、最後は大阪湾へ注ぎます。
 東大寺の荘園の黒田荘はこのあたり (今の三重県名張市) にあって、
 近くで伐り出された用材は筏に組まれて宇陀川を下り、
 木津浜(現在の木津川の泉大橋の近く)で陸揚げされて、東大寺に運ばれたようです。






≪余談5≫

 鹿高神社 [かたか じんじゃ] の鳥居が宇陀川沿いにあります。
 本居宣長の旅行記 『菅笠日記』 [すがかさ にっき] には鹿高の地で読んだ歌があり、
 この鳥居の横にはその石碑があります。

『菅笠日記』 について刻まれた石碑
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≪余談6≫

 対向する車にヒヤヒヤしながら国道165号を歩いていると、石碑が。

「唐厓脩路碑」
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 “明治14年建立。現在コンクリートで固められているこの崖は唐崖と呼ばれ、
  番取山から宇陀川へ大きな岩が張り出し、明治時代になっても大変危険な場所であった”
    (参考文献: 「三重の歴史街道・初瀬街道」
 碑の側面にはその岩を取り除く工事をしたことが刻まれているだろう文面がなんとなく見えますが、よく分かりません。






≪余談7≫

青葉の滝
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 安産寺から程近い青葉寺の奥にあります。
 一ノ谷の戦いで戦死した平敦盛が持っていた青葉の笛は、この近くの藪の竹で作られたという話が!??






内容盛りだくさんの楽しい歴史探訪ハイキングでした。
お疲れ様でした。

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≪最後の余談≫

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 国道165号沿いに歩いていると、近鉄特急が次々に現れるので、別のスイッチが入りまくり。
 「しまかぜ」 も二度目撃したし、大満足でした。





笠間峠



二月堂新グッズ



今年2018年の二月堂修二会にあわせて、二月堂で授与いただけるグッズが増えました。

新作はこちら、
手ぬぐい 「水取りや氷の僧の沓の音」
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揮毫は東大寺上院院主・平岡昇修師、画は西桐玉樹氏。


北の茶所に掛けてあるダッタンの絵も、西桐氏の画。



二月堂で授与いただける手ぬぐいは、以前から数種類あります。


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「ダッタンは聖なる火 迷いを拂う」
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揮毫は故・平岡定海師、画は狹川普文師(現東大寺別當)。
火の粉に見えるのは、糊こぼし椿。



かふぇ de くゎんのん 2018



今年もいただきました。


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3月12,13,14日だけの営業。
ごちそうさまでした。



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なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

※2013年までの過去記事は本サイトへインポート後、一部を除いてリンクの更新等を行なっておりませんので見苦しい部分があります。ご了承ください。
※過去記事へのコメントも歓迎。

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