なら写真感 #165 不空院




誰そ彼



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関門海峡散歩


JR下関駅を出ると、フグ、源平合戦(壇ノ浦の戦い)、巌流島の決闘、幕末維新に関連するものをよく目にします。
最近では、童謡詩人・金子みすゞゆかりの地としても知られてきました。


「平家踊りの群像」 @JR下関駅前
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平家踊りは下関の郷土芸能で、関門海峡の海に沈んだ安徳天皇と平家一門の供養のために始まったと言われています。
ネットで動画を見ましたが、かなり練習しないとうまく踊れないような印象です。





水天門から関門海峡を望む @赤間神宮(下関)
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ホーイチ ~ ライブ in ダンノウラ @赤間神宮(下関)
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安徳天皇陵 @赤間神宮(下関)
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「壇之浦町」
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「ノ」ではなく「之」。
奥に見えるのは関門橋。








「義経八艘飛」
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巌流本舗のまんじゅう。 →
ドラ焼きの「巌流焼」も美味いが、これもなかなか。








フグのモニュメント @唐戸市場(下関)
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山口では、フグをフク(福)と言うことがあります。
唐戸市場は魚関連の卸売り市場から、最近は観光市場へ変わっています。
寿司を中心に、その場で美味しい魚介類を頂くことができます。




関門海峡を目の前にして @唐戸市場(下関)
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フグの白子、ノドグロ、マグロのほほ、マグロの脳天、ヒラメのエンガワ。
フグの唐揚げも美味でした。




海の下の方々と乾杯! @唐戸市場(下関)
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ご当地ナンバープレート
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フグとクジラがデザインされていますね。
クジラは捕鯨もしていた大洋漁業(現 マルハ)の本拠が下関にあったことに由来。
大洋ホエールズ。。。。。松原、山下、田代、平松、遠藤、高木。。。







波乗りの「ふくの像」 @亀山八幡宮(下関)
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亀山八幡宮は唐戸市場の向かいにあります。
境内からの関門海峡の眺めもよい。




亀山八幡宮鳥居扁額
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陰刻された“山”に野球ボールが挟まったのが1958年ごろで、以来、ずっとそのままだそうです。





海の向こうに渡ります。



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JR門司港駅の駅舎は現在工事中で、2019年3月リニューアルオープン予定。



門司港駅周辺は、レトロな洋館が点在しています。
バナナのたたき売り発祥の地で、以前訪れたときには実演していましたが、今回は見かけませんでした。
まだやっているのかな。
ご当地グルメは焼きカレーで、街中にお店があります。




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もちろん門司側にも源平合戦関連モノはある。








門司港側から見た壇ノ浦方面
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平重衡の正室・輔子もあのあたりでダイブしようとしたんだよな。



夏の一大イベント、関門海峡花火大会を翌日に控えて、関係者が準備に追われていました。





≪余談≫

亀山八幡宮 (唐戸市場屋上から)
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 かつて亀山八幡宮の大鳥居の西側(現在駐車場になっている場所)に、三好写真館がありました。
 昭和5年(1930) 3月9日、下関に住んでいた金子みすゞがこの写真館を訪れました。
 写真撮影のためです。
 翌日、幼い娘を残してあの世へ旅立ちました。
 享年満26歳。


平重衡を追う(69)~ もうひとつの松蔭の硯


南都焼き討ちで平家軍の総大将だった平重衡は、一ノ谷の戦いで生け捕りにされて京都で監禁されているときに、
法然上人から戒を授かったと 『平家物語』 に書かれています。
重衡は受戒のお礼に、法然さんに 「松蔭の硯」[まつかげのすずり] を贈ったとあります。
その硯は奈良県の當麻寺奥院に伝わっていて、奥院の宝物館で拝見したことは以前の記事にアップしました。
  → 「當麻寺奥院2013秋」
  → 「平重衡を追う(7)~ ゆかりのグッズ」



「松蔭の硯」(@當麻寺奥院)

(図録から拝借)


※當麻寺奥院のHPの宝物館のページにも、松蔭の硯が紹介されています。 →



この松蔭の硯、実はもうひとつあるのです。
所蔵するのは、京都の百万遍知恩寺。
(単に知恩寺とも呼ばれますが、知恩院とは別のお寺です)
京都国立博物館で開催中の 「百万遍知恩寺の名宝」 展で、この松蔭の硯が出陳されています。


松蔭硯
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(展覧会チラシから拝借)


  「平清盛が愛用したと伝えられる硯で、南宋の皇帝より贈られたとされる。
   清盛の子の平重衡へと伝わり、その後、法然に託したとされる。・・・・・」


こちらの硯は當麻寺奥院のものと比べると、角張っていますね。
会場の説明には、“松蔭” に [しょういん] とルビがふられていました。
この硯には、後奈良天皇により松蔭硯の由緒が記された書が付属しています。
その書の一部も展示されていますが、素人のワタクシには理解不能な文です。
ただ、一ノ谷、義経、重衡、生捕、源空、清盛、師盛などのキーワードは読み取れました。
『平家物語』 をもとに松蔭硯にまつわる話をまとめた内容かなとスイソクしましたが、
室町時代の後奈良天皇の宸筆であるところに価値がありそうです。


百万遍知恩寺は浄土宗七大本山のひとつで、宗祖の法然上人が開基。
上人の高弟のひとり、勢観房源智が第2世。
源智は一ノ谷の戦いで戦死した平師盛の遺児と伝わっています。
平師盛は平重盛の子で、平清盛の孫でもあり、平重衡の甥っ子に当たります。





≪余談1≫

 「百万遍知恩寺の名宝」 展 (2018年8月7日~9月9日) で、気になった他の展示品をいくつかご紹介。


 ■ 鉦鼓 [しょうこ]

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(展覧会チラシから拝借)


   「重源上人鉦鼓之写」の線刻がなされています。
   江戸時代の東大寺勧進職・公慶上人の没後、弟子の公盛、公俊、庸訓がその職を継ぎました。
   公俊が勧進の際に使った鉦鼓は、南都焼き討ち後に勧進職となった重源上人が使ったものを模造したもの。
   重源上人が使った鉦鼓は現存していて、東大寺ミュージアムでたまに出陳されます。


 ■ 阿弥陀如来立像

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(展覧会チラシから拝借)


   快慶か、快慶工房の仏師によって作られたことは間違いないようです。


 ■ 徳川家光像

   江戸時代に描かれた絵で、道恕の賛があります。
   道恕は東大寺別當をつとめた僧侶。


 ■ 浄土曼荼羅図(当麻曼荼羅図) 〔重要文化財〕

   数ある当麻曼荼羅図の模本のひとつですが、他と違う特徴があります。
   説明が難しいので、現物を見て確かめてください。





≪余談2≫

 平成知新館1階の彫刻エリアの 【閻魔と地蔵】 コーナーで展示されているお地蔵さんのなかに
 奈良の内山永久寺(現廃寺) に伝来した地蔵菩薩立像がありました。
 作者は南都仏師の善円または善派らしい。






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およく(功徳日)・2018



8月9日は、東大寺二月堂・功徳日(およく)。


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この日にお参りすると、46,000日毎日お参りしたことと同じ功徳があるそうです。
計算すると、46,000日イコール約126年間ですよ。スゲー。


今年2018年も、ありがたいことに参拝できました。
記録的な猛暑が小休止したものの、猛烈な蒸し暑さの中、二月堂へ。

大観音さんと小観音さんにお参りしたあと、福引き会場の南の局へ。


おーーっと! ヤバイ、まだ自転車が残っている!
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慎重に選んだ結果、
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双眼鏡が当たりました!
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大手メーカー品ではないのでどの程度のものか分かりませんが、まあよしとしましょう。
今年も自転車が当たらず、命拾いしました。
ピンク色の電動アシストなし自転車を、立ち漕ぎで生駒山越えという恐ろしいことにならずに済みましたからね。
来年こそは、長老様の色紙をゲットしたいゾ。



それからこの日限定の “カフェ de 四万六千” (北の茶所) へ。
今年はいつものみたらし団子、ぜんざい、かき氷の販売が無く、そうめんだけという寂しい状況でした。
<樫舎>のみたらし団子が食べたかった。。。


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2杯いただきました。





みたらし団子といえば、奈良では<おくた>。
無性に食べたくなり、<おくた>へ向かう。
途中、あちこち立ち寄り。


東大寺東塔院跡発掘再開中
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新装オープンしたばかりの龍王社 (@春日大社)
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ご利益は運気上昇・金運財運守護。






<おくた>のみたらし団子はいつもの辛口で
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CD 「曖昧な記憶」




「曖昧な記憶 ambiguous memory」
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東大寺二月堂の北の茶屋では、修二会(お水取り)の聲明のCDが数年前までかかっていましたが、
最近、東大寺の大鐘<奈良太郎>の重厚な響きとともにピアノのメロディが流れています。
演奏しているのは、榊原明子さん。
奈良在住のピアニスト、作曲家です。
記憶に新しいところでは、昨年2017年10月14日に奈良春日野国際フォーラム甍で行われた
“ピアノと能の響演「重衡」~1180年治承四年十二月二十八日夜半 一本の松明から事件は起こった”公演で、
ピアニストとして出演されていました。
(産経新聞記事→
奈良関連イベントなどに多く関わって活躍されている方で、先日少しお話させていただく機会がありました。


CDは全6曲で、24分ほど。
奈良太郎とピアノが“響鳴”する曲は、心地良かったり、厳粛な気持ちになったり。
後半の3曲は、韓国でのライブ演奏。

CDのオビには、顔写真付きで東大寺上院院主の平岡昇修師の推薦コメントが!
このCDが北の茶屋でかかるのも、二月堂受納所で販売(1,080円、税込み)されているのも、なるほどです。
(奈良市の啓林堂書店奈良店でも販売されているようです)

榊原さんの演奏会情報を調べたら、京都から奈良へ移転したジャズライブハウス「ブルーノート」で
来る8月11日(土)にセッションあって、共演するパーカッショニストがなんと、スティーヴ エトウ氏。→
スティーヴさんは、修二会の練行衆の補佐役である仲間[ちゅうげん] のひとり。

興味津々のセッションなのですが、気付いたのが遅かったので、都合つかず、行けません。
残念!


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なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

※2013年までの過去記事は本サイトへインポート後、一部を除いてリンクの更新等を行なっておりませんので見苦しい部分があります。ご了承ください。
※過去記事へのコメントも歓迎。

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