ハイキング立ち寄り大明神 (8)



二月堂修二会で毎夜読み上げられる “神名帳” の神様のうち、ハイキングなどで立ち寄った神社のご紹介。

続きです。



● 枚岡神社 (東大阪市出雲井町)

   神名帳では、平岡大明神 [ひらおかノだいみょうじん] (55) ←神名帳で読み上げられる順番


  枚岡 = [ひらおか] と読みます。
  奈良・春日大社の4柱のご祭神のうち、天児屋根命と比売神の2柱は枚岡神社から勧請されました。
  なので、枚岡神社は元春日 [もとかすが] とも呼ばれます。
  近鉄・枚岡駅の近くにあります。
  枚岡神社から生駒山に登るルートもあります。



枚岡神社
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暗峠 (枚岡神社から生駒山経由で)
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石畳の細い道。実は国道なのです。(国号308号)
自動車道とはいえ、狭い、急こう配、急カーブなので、車の走行は危険です。





枚岡神社










● 玉祖神社 (八尾市神立)

   神名帳では、玉寝屋大明神 [たまねやノだいみょうじん] (184)


  [たまおや じんじゃ] と読みます。
  山口県防府市にある玉祖神社から和同三年(710)に勧請されました。
  神社のあるあたりを高安といい、この地区の氏神様となっています。
  在原業平が奈良から高安の女のもとへ通った伝説はよく知られています。
  神社には業平が女に来訪を知らせるために吹いたという 「ひとよぎりの笛」 が伝わっていて、
  現在は八尾市立歴史民俗資料館に預けられているそうです。(常時展示ではないようです)
  境内には豊臣秀頼が寄進した石灯籠もあるとのことでしたが、見つけられませんでした。



玉祖神社
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神社前ではスイセンがたくさん咲いていました。(2016.1.17)
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十三峠
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奈良県と大阪府の境にあるこの峠を在原業平が行き来したという伝説がある。




玉祖神社 (八尾市)










● 玉祖神社 (山口県防府市大崎)

   神名帳では、玉祖大明神 [たまそノだいみょうじん] (268)


  こちらの玉祖神社は、[たまのおや じんじゃ] と読みます。
  防府市にある阿弥陀寺へお参りに行った際、近くを通っただけなので、写真はなし。
  (阿弥陀寺は、重源さんによって東大寺の周防別所として建てられたところで、今も東大寺の別院)。

  このあたりに住んでいた勾玉作りの集団 (玉造部) が祀っていた神様のようです。
  和同年間のころに彼らは大阪へ移住したらしく、八尾の玉祖神社に神様が分霊されたようです。
  大阪の玉造というところは、玉造部が置かれていたのがその名の由来だとか。
  東大寺大勧進の重源さんは、防府市を流れる佐波川の上流から東大寺再建のための用材を運び、
  再建なったあと、その感謝として佐波川河口にある玉祖神社の造替を行っています。
  その造替の際に重源さんによって書かれた 「周防国一宮造替神殿宝物等目録」 が神社に残されています。



玉祖神社 (防府市)






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