ハイキング立ち寄り大明神 (31)



二月堂修二会で毎夜 “神名帳” で読み上げられる御霊さんの紹介。(その4)



● 長屋王

   神名帳では、大道御霊 [おおみちノごりょう] (447) ←神名帳で読み上げられる順番



  長屋王は、天武天皇の孫で、高市皇子の子。
  長屋王の邸宅跡に建てられた奈良そごうが撤退し、そのあとにできたイトーヨーカドーも撤退とのこと。
  例の噂が流れていますね。


長屋王墓

201702256704A.jpg








201702256712A.jpg








201702256713A.jpg








201702256715A.jpg








近くに妃の吉備内親王の墓がある。
201702256722A.jpg







201702256723A.jpg
父は「岡宮天皇」こと草壁皇子、母は元明天皇。






長屋王墓








● 菅原道真

   神名帳では、天満天神 [てんまんてんじん] (443)



  菅原道真のお墓の上に、大宰府天満宮の社殿が建てられています。
  東大寺とあまり縁が無さそうなのに、なぜ二月堂神名帳に御霊さんで登場するのか。

  ワタクシの素人考え:
    修二会本行期間中の3月5日と12日に読み上げられる過去帳。
    その中に “長官時平大臣” [ちょーがん しへいの おとど] があるからではないか?
    この人、左大臣・藤原時平と推測しているのですが、道真を大宰府へ追いやった人です。
    実は東大寺の俗別当の職にも就いていたので、過去帳に載るのは不自然ではない。
     (俗別当とは、俗人身分のままで寺院を統括する管理責任者のこと)
    となると、大宰府で失意の中、亡くなった道真としては面白いはずがなかろう、
    ここはひとつ派手にタタってやろうと道真は考えるかも、やばいんじゃね? と当時の人は怖れ、
    丁重に慰霊しようと御霊の段に加えた(のかな?)。


  ずいぶん以前に太宰府天満宮を参拝しましたが、デジタル写真はありません。
  門前で買い求めた梅ヶ枝餅が、すこぶる美味しかったのを覚えています。



奈良・初瀬におわすブチ切れ寸前の天神さん
20110724-1-03.jpg




大宰府天満宮








● 大津皇子

   神名帳では、葛下郡御霊 [かっげくんノごりょう] (449)



  なぜこの方が神名帳の一番最後に登場するのでしょうか。

  大阪府と奈良県の境にある二上山の雄岳頂上付近に、大津皇子の墓とされる場所があります。
  二上山には何度か登りましたが、昨年2016年はかぎろひさんたちとご一緒させていただきました。→
  このときは初めて大阪側へ下りました。


大和八木発新宮行きのバスから見た二上山
201611124792-0111.jpg
(国道166号、今里東交差点付近)



  最近では、二上山の葛城市側の麓にある鳥谷口古墳が実際の墓であるとする説が有力です。

鳥谷口古墳






大津皇子坐像

(図録から拝借)

興福寺の阿修羅像と同じように、愁いを含む表情のこの像も人気ですね。




※ 二月堂修二会で毎夜読み上げられる “神名帳” の神様のうち、ハイキングなどで立ち寄った神社を紹介してきましたが、
  機会があれば今後も追加していくつもりです。



関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

かぎろひさん、こんにちは!

そうそう、つい先日のことのように思えますね。
二上山もルートがいろいろあるようですから、歴史探訪も兼ねてまた登りたいです。

山歩きの件、承知しました。
はい、こちらこそどうぞよろしくお願いしますです。

※今日は花粉症の影響で外出自粛中デス。

二上山


こんにちは。

懐かしい記事へのリンク、ありがとうございます。
もう1年になるんですね! 早っ(笑)
二上山は何回でも登りたいと思います。

4月上旬、久しぶりに山歩きの予定があるのですが、平日なのでお誘いしませんでした。
またご一緒させてください。
検索フォーム
プロフィール

なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

※2013年までの過去記事は本サイトへインポート後、一部を除いてリンクの更新等を行なっておりませんので見苦しい部分があります。ご了承ください。
※過去記事へのコメントも歓迎。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
QRコード
QR