藤田美術館にある奈良


藤田美術館の庭園にある「つくばい」の巨石。

  

実は、東大寺の塔の礎石なのだそうです。

その礎石の近くには、山田寺(今の桜井市にあった)の金堂の礎石があります。

  




大阪市都島区にある藤田美術館。

  

  


開催中の「美(うるわ)しき日本」展で奈良に関連する作品が出ています。
元・興福寺所蔵の「玄奘三蔵絵」(国宝)、
元・薬師寺所蔵と伝わる「花蝶蒔絵挟軾」(国宝)
元・手向山八幡宮所蔵と伝わる「唐鞍」(重文)

そして今回の展覧会のポスターで主役になっている、快慶作の地蔵菩薩立像(重文)。



彩色がよく残っていて、截金もとても美しいです。
長らく秘仏だったのかも知れませんね。
赤い唇がなまめかしい。
光背は繊細なデザインで、高野山光臺院の阿弥陀如来立像(快慶作)の光背にも
通じるところがありそうです。

高野山光臺院の阿弥陀如来立像 (絵ハガキから)



そういえば、藤田美術館の庭園にあるは多宝塔は、もともと光臺院にあったもの。
光臺院にある今の多宝塔は、藤田男爵が同じ塔を再建して寄進したものだそうです。

  


よく見ると。。。。

  


全身脱力で、ひなたぼっこ中

  


今回は出展されていませんが、
藤田美術館には、ほかにも奈良関連のものが所蔵されていて、
国宝では、
「両部大経感得図」(内山永久寺真言堂にあった障子絵)
「大般若経」(薬師寺経)
があります。


奈良とは直接関係ありませんが、
来春の展覧会には、あの曜変天目茶碗(国宝)がお出ましです。


  ※藤田美術館→





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★emirinさん、こんばんは!
貴重な機会と思いますので、ぜひ見に行けますように!
ワタクシも行きたいですぅ~。

こんにちは!
>幸運なことに、ワタクシ、すべて見ることができました。
えぇ~3つとも・・いいですね!
碗の中の小宇宙を見たいです!
来春・・頑張って行けるようにしたいと思います。
有難うございます。

★emirinさん、こんばんは!
やはり、曜変天目茶碗ですか。
中国で作られた曜変天目茶碗。
世界で確認されているのはたった3例。
そのすべてが日本にあるということです。(すべて国宝!)
幸運なことに、ワタクシ、すべて見ることができました。
おっしゃるように、いちばん華麗なのは静嘉堂文庫が所蔵しているものですね。
BSプレミアム、見てみます。
情報ありがとうございます。
全国放送のはずです。
藤田美術館は蔵を改造しているようで、
展示スペースは狭く、
出品の数がかなり限られると思います。
一方で所蔵品が多いので、一度出展されたら、次にいつ出展されるか。。。
来年の春の展覧会は逃してはなりませぬ。

今晩は!
一度でもいいから、行きたいと思いながらまだです。
春と秋だけなので藤田美術館に行き損ねています。
そうです!その曜変天目茶碗を見たいがために・・・
3つしかない碗(4つかな)
関西ではここと京都の龍光院だったと・・・
でも、見たいのは華やかな曜変天目、静嘉堂文庫美術館の物ですが・・・
前に、BSプレミアムでこの曜変天目に挑んだ再放送の番組を見ました。
また、中国でも良く似た碗が発見されたとか・・・
「つくばい」が東大寺の塔の礎石だなんて・・・
山田寺の礎石もあるのですね、やはり見に行きたいです。
今・・探していたら・・・
これは関西で見られるのでしょうか・・・?
BSプレミアム 12月5日(木) 午前9時00分~10時20分
プレミアムアーカイブス ハイビジョンスペシャル「幻の名碗 曜変天目に挑む」
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