足が痛そうな阿弥陀さん in 快慶展



奈良国立博物館で開催中の 快慶展


201704238647A.jpg




【釘打ちの弥陀】 (出陳番号 32)

  東大寺俊乗堂には、俊乗房重源の坐像のほか、阿弥陀如来立像や愛染明王坐像が安置されています。
  今回の展覧会にお出ましになっているこの阿弥陀如来立像は、建仁三年(1203)、快慶作。
  重源さんが私財を投じて作らせたといい、重源さんの臨終仏と伝わります。

  この阿弥陀さんには、こんな話もあります。
  親鸞聖人はこの阿弥陀さんに深く帰依していたが、知り合いの僧に譲った。
  この僧は東大寺浄土堂 (俊乗堂の前身) に阿弥陀さんを安置し、いつもお祈りをしていた。
  あるとき、この僧が留守にしたとき、阿弥陀さんが親鸞聖人の元に帰りたいと言い出した。
  留守居の僧は阿弥陀さんがいなくなると困るので、動けないようにその足へ釘を打ちつけた。
  すると足から血が流れだし、留守居の僧は盲目になってしまった。

  これが 「釘打ちの弥陀」 の由来です。
  実際、この阿弥陀さんの足の甲には釘を打ちつけたような跡があるのです。

  7月5日の俊乗忌と12月16日の良弁忌には、俊乗堂の一般参拝(有料)ができます。
  普段はこのときだけお目にかかれます。


釘打ちの弥陀
201704238657B.jpg

奈良博エントランスホールで衆生をお迎え中。
勢至菩薩と観音菩薩が遅刻し体制が整っていないので、
衆生はいったんはあの世(2階)へ行っても、
あとでこの世(1階)に戻れます。








201704238657A.jpg




関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
プロフィール

なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

※2013年までの過去記事は本サイトへインポート後、一部を除いてリンクの更新等を行なっておりませんので見苦しい部分があります。ご了承ください。
※過去記事へのコメントも歓迎。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
QRコード
QR