截金 in 快慶展



奈良国立博物館で開催中の 快慶展


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お出ましになっている仏像の多くに施されている截金 [きりかね] も、快慶展の見どころのひとつでしょう。
よく見るとさまざまなデザインがあって、仏像ごとの違いを確認するもの一興です。

2012年、神戸・香雪美術館で観た 「人間国宝・江里佐代子の截金」 展のパンフに、
   截金とは、金箔・銀箔・プラチナ箔を細く直線状に切り、貼り合わせて文様を表現する技法。
   日本では特に仏像・仏画の衣や装身具を荘厳する技術として発達した。
と書かれていました。
    ・香雪美術館の関連HP →
    ・ワタクシの展覧会記事 →


江里佐代子さんの作品は、香雪美術館での展覧会のほか、京都迎賓館と高野山でも拝見しました。


作品名 「響流光韻」 [こうるこういん] の一部 (京都迎賓館、藤の間)
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この写真で写っている横幅は1メートル程度だったか。
截金が施された舞台用扉はもっとずっと横幅があります。
関連新聞記事 →







金剛薩埵 (高野山普賢院)
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着衣部分に截金が施されています。


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あ、そうそう、奈良博の快慶展でワークショップ 「截金技法の体験をしてみよう!」 の講師をつとめた仏師吉水快聞氏は
截金の技法を江里佐代子さんから学んだそうです。




截金実演映像 (約1分)  ※音量注意。


実演しているのは、故江里佐代子さんの娘さん。




以前、藤田美術館で拝見して度肝を抜かれた地蔵菩薩立像 (出陳番号 79) に再会するため快慶展へ再度行き、
改めて舌を巻きました。
ほかの仏像も含めて、大昔にも素晴らしい截金師がいたことに驚くばかりです。






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≪余談≫

 せっかくなので、京都迎賓館の写真を少し追加。



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かすがさん、こんばんは!

コメントありがとうございます。

そうそう、雪の高野山でMJとISが見仏していましたね。

快聞さんは、期待の若手ですね。
大学院では快慶の阿弥陀如来立像 (東大寺俊乗堂) を研究されていたとのことなので、
やはり快慶の快の字を使われたのかも。
ご本人に確認しないと分かりませんが。
快聞さんに教えてもらったかすがさんは、孫弟子ですかっ!?

江里佐代子さんはまだまだこれからという年齢なのに、本当に残念です。
後継者が引き継いで頑張ってくれるものと期待します。

それにしても、とてもゴージャスな截金作品を制作されましたね。
うらやましいです。(笑)

高野山の普賢院の仏像、見に行ったことがあります(^O^)

見仏記で見て江里こうけいさんのお名前が頭に入ったばかりの頃でした(;^_^A

その奥様に快聞さんは教えてもらったのですね(´・∀・`)ヘー
知らなかった!

その快聞さんに私が教えてもらって...ってちょっと違うか(笑)

なんだか少しずつ繋がって世界が広がる感じがします*(^o^)/*

名前に「快」を入れてるのはやはり快慶を意識してのことなのでしょうかね?
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