西大門勅額附属八天王像 in 快慶展



奈良国立博物館で開催中の 快慶展


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【西大門勅額附属八天王像】 (出陳番号 47)


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(図録から拝借)



  かつてあった東大寺西大門に掲げられていた勅額には、「金光明四天王護国之寺」 と書かれています。
  聖武天皇の宸筆と伝わっています。
  この勅額の周囲には、八天王像が附属しています。
  研究が進んで、これらはすべて鎌倉時代の作とほぼ判明し、
  しかも作風から判断して作者は快慶にほぼ間違いないということです。

  この勅額は、普段は東大寺ミュージアムで展示されています。
  快慶展では、取り外された八天王像だけがよく分かるように展示されています。
  東大寺の管長さんのお話では、像の後ろ側が無いのが分かるので、横からも眺めて欲しいとのことでした。
  一方、東大寺ミュージアムには八天王像のない勅額が展示してあって、
  こういう構造で八天王像が取り付けられているのかと分かり、これはこれでレアな光景です。

  快慶展の会期は6月4日まで、あと1週間を残すのみとなりました。




≪余談≫

 展覧会ではグッズをなるべく買わないようにしているのですが、
 今回は快慶とその仲間たち作の阿弥陀さん勢ぞろいのクリアファイルを購入。
 これだけ揃われたら、ありがたく蓮台に飛び乗ってしまいそうです。(笑)


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福澤さん、こんばんは!

コメントありがとうございます。
過分なお褒めの言葉をいただき、恐縮しております。

東大寺ミュージアムで西大門勅額を見るとき、八天王像はワタクシにとって空気みたいな存在で、あまりじっくり見たことがありませんでした。
今回の快慶展では改めて八天王像のすばらしさに、見入ってしまいました。
そういう意味で、展覧会はいろいろな気付きを再認識させてくれるいい機会ですね。
めったにお出ましにならない仏像も多いので、都合がつけばまた行ってみてください。
そして東大寺ミュージアムへも。

余談が多い記事ばかりですが、今後ともよろしくお願いいたします。

また行きたくなりました!

なむさいじょうさんの美しい写真と造詣の深いお話を
楽しみにサイトを開かせていただいております者です。
中でも東大寺に関する内容には本当に興味深く読ませていただいております。
私自身、恥ずかしながら東大寺友の会に入るほどのオタクではございますが、
本当になむさいじょうさんのサイトは大好きで、いつも読ませていただいております。
快慶展には23日に行ってきましたが、西大門勅額の天部像の展示はひとつひとつ別々に8体展示されていて、本当にすばらしく見入ってしまいました。
東大寺ミュージアムの勅額のところは今どうなっているのだろうとは疑問に思いましたが、暑くてそのまま寄らずに帰ってしまったことを、なむさいじょうさんのこの記事を読ませていただき、いまさらながらに悔しく思い、快慶展と東大寺ミュージアムにもう一回行こう!と決心いたしました。
改めて阿弥陀様勢ぞろいファイルも欲しく思いました(笑)
5月21日の東大寺学講座の西大門勅額の天部像についての狭川管長の講演会も行けばよかったと後悔しきりです。

いつもポイントをつかんだ素晴らしい記事をUP下さりありがとうございます。
これからもひそかに愛読させていただきます。
自分勝手なコメントで失礼いたしました。

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阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

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※過去記事へのコメントも歓迎。

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