源平ゆかりの高野山寺院 (5)



5.圓通律寺 [えんつうりつじ]

 蓮華谷から南方約1km、山道を歩いて約20分の山あいにひっそりとあります。
 人里離れ、森閑とした地に建つ圓通律寺は、現在は真言宗の僧侶を目指す人々の修行道場になっています。
 女人禁制どころか、特別に用のある人以外は立ち入りが禁止されています。
 ただし、花祭りのときのみ一般人の法要への参列が許されます。(高野山関係者が多いようです)

 開基は弘法大師の十大弟子のひとり、智泉と伝わっています。
 平安時代末期、荒廃していたのを再興したのが、醍醐寺の僧で東大寺再興の大勧進・俊乗房重源さん。
 当時は専修往生院と言っていたようです。
 専修往生院では、重源さんのもとに24人の念仏衆(蓮社友)がいて、その中には、
 有王丸、斎藤時頼 (滝口入道)、平維盛、木工右馬允知時、熊谷直実、藤原成頼らがいたと伝わります。
 『平家物語』 に登場する方々ですね。
 平重衡にとって、
 ・平維盛は甥
 ・木工右馬允知時は使用人で、重衡の最期を見届けた人。一説には、高野山へ埋葬するため重衡の遺骨を運んだ人。
 ・藤原成頼は義兄 (重衡の正室・藤原輔子の姉・藤原成子の夫)




俊乗房重源
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(図録から拝借)

※ ただいま、東京国立博物館 「運慶展」 に出張中。










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圓通律寺への山道
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途中、ぬかるんでいる箇所多々あり。要注意。






 圓通律寺についてはこれまでに何度か記事にアップしていますので、詳しくはそちらを → 重源さんと仲間たち




※ 使用した写真は、2016年、2017年に撮ったものなので、現状と違っている可能性があります。



(つづく)


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