東日本最古の国宝・白鳳仏



東京・調布市にある深大寺 [じんだいじ] 。 HP →


201711193593A.jpg








201711193586A.jpg



緑豊かな武蔵野にあって、天平五年(733) の創建と伝わる古刹です。
関東では珍しい白鳳時代の銅造釈迦如来倚像があります。
今年2017年、国重要文化財から国宝に格上げされました。
5月には慶讃法要が行われたそうで、今回訪れた秋でも祝賀ムードが残っていました。
ちょうど七五三の時期で、子連れ参拝客であふれかえっていました。


都民だったころ、散歩がてら深大寺へよくお参りに行きました。
このあたりは深大寺蕎麦が有名で、以前から門前に蕎麦屋が軒を連ねていましたが、
初詣やだるま市などの大きな行事を除いて、閑散としている印象がありました。
たまに時代劇の撮影もやっていましたよ。
銅造釈迦如来倚像もそれなりに知られた存在でしたが、本尊ではありませんので、
本堂や元三大師堂を参拝し、別棟で展示されていた白鳳仏もついでに拝観するという流れでした。


この白鳳仏、どこかで観たことありませんか?
実は、奈良国立博物館で開催された白鳳展 (2015年) へお出ましされました。



Hakuho-tenA.jpg


30数年ぶりに奈良で再会するとは、夢にも思っていませんでした。
このときはまだ国重要文化財でした。
そして今回、国宝になって初めてホームで拝観。
拝観料は無いものの、志納によって参拝のしおりがいただけます。
驚いたのは、釈迦堂で展示されているのが釈迦如来倚像だけでなく、
左右にそれぞれ兵庫県鶴林寺の聖観音立像 (アイタタ観音さん) と、
奈良県新薬師寺の薬師如来立像 (香薬師さん) がいらっしゃること。
もちろんレプリカですが、深大寺白鳳仏の国宝指定記念として白鳳期を代表するこれらの立像も
一緒に展示しているとのことです。 (2018年3月31日まで)



参拝のしおり (表紙)
Jindaiji-pamphA.jpg








Jindaiji-chirasiA.jpg








201711193606A.jpg








Jindaiji-shuinA.jpg





蕎麦屋や土産物屋が立ち並ぶ佇まいは、江戸時代の門前町のようです。
調布市の名誉市民だった漫画家の水木しげる氏に因んだ 「鬼太郎茶屋」 もある。


201711193601A.jpg








201711193610A.jpg








201711193597A.jpg






深大寺









≪余談≫

 新薬師寺の香薬師さんは、昭和18年に盗まれてから現在も所在不明です。
 昨年2016年、香薬師さんの右手部分が見つかった報道があり、大変話題になりました。
 現在、奈良国立博物館・なら仏像館で展示されています。
 赤ちゃんのような小さなおててです。
 ぷにぷにと柔らかそうな感じはとても金属製に見えず、作者の技量の高さに舌を巻きます。


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
プロフィール

なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

※2013年までの過去記事は本サイトへインポート後、一部を除いてリンクの更新等を行なっておりませんので見苦しい部分があります。ご了承ください。
※過去記事へのコメントも歓迎。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
04 | 2018/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -