竹中大工道具館



竹中大工道具館に初めて行ってきました。
場所はJR新神戸駅の近くです。
名前からわかるように、竹中工務店の企業博物館です。
展示室は地上1階、地下1階・2階にあり、
日本の伝統的な大工道具、伝統的な工法、各種の材木などが紹介されています。
子ども向けもあるワークショップも行われているようです。

  ※ 竹中大工道具館HP →



さて、今回の訪問の目的は、「千年の甍 -古代瓦を葺く-」という企画展でした。
(神戸会場での会期は終わっています)

  ※ 「千年の甍 -古代瓦を葺く-」 →

企画展の会場は地上1階部分。
古代瓦なので、奈良関連の展示があるだろうと予想していましたが、思い切り濃厚な奈良度でした。

古代瓦の製作道具やその道具によって作られた瓦は、生駒市の山本瓦工業のもの。
山本清一氏の瓦製作ビデオ映像を見て、瓦に布目が付く理由がわかりました。
この企画展の協力は山本瓦工業のほか、鵤工舎、元興寺、興福寺、橘寺、唐招提寺、東大寺、法隆寺、薬師寺と
超豪華メンバーでした。



一方、通常展示の地下1階・2階も見どころが多い。
吹き抜けには、唐招提寺金堂の柱や屋根(原寸大の復元模型)があって、
どんな工夫がされた作り方になっているかを説明員が話していました。

名工によるカンナなどの展示を見ていたら、おっさんグループがどやどややってきて、
「おお、千代鶴があるゾ」などとコーフン気味。
後で知ったのですが、「千代鶴」は高級ブランド。
で、展示されている様々な大工道具をあれこれコメントしているのを横で何気に聞いているうちに、
どうやらおっさんたちは大工さんだとわかったのでした。
「日本のノコギリは引いて切るが、欧米のノコギリは押して切る」と聞いて、(へぇ~!)でした。

種類別の材木の展示があって、それぞれの匂い、色、手触り、重さなどを確かめることができます。
カンナの切りくずもあって、木の種類によってどう違うか手に取って触れます。

なかなか楽しめました。
ほかにも紹介したい展示がいろいろありますが、今回はこの辺で。




竹中大工道具館
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元興寺の1400年前の瓦
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1400年前ですよ!
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東大寺総合文化センター(東大寺ミュージアム)の鬼瓦の笵
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唐招提寺金堂の鴟尾
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側面に「東大寺別当 道善」と彫られた鬼瓦
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東大寺大仏殿昭和大修理の様子
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復元瓦を持ち上げてみたら予想より重かった。
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「平城宮跡大極殿の復元工事に使用された瓦です。
平城宮跡の発掘では黒っぽい色の瓦が出土しており、
大極殿ではその瓦の色が再現されました。」







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東大寺戒壇院戒壇堂の瓦もありましたよ。








以下、通常展示から。


唐招提寺金堂の柱や屋根 (原寸大復元)
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和釘 (薬師寺西塔で使われているもの)
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スケルトン茶室
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数寄屋造りの技術を紹介。







西岡常一氏の道具
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カンナの形と絵になっている入館券
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