南明寺重陽薬師会


奈良市阪原町にある南明寺で、2018年9月9日(日)、重陽薬師会舞楽法要がありました。
毎年9月9日に一番近い日曜日に行われるそうですが、今年はまさに当日でした。
法要の次第は毎年変わっているようです。


以下、今回配布された資料から。

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あの信西(藤原通憲)が南明寺の中興の祖で、この法要が信西の遺徳を偲ぶことも兼ねているとは知りませんでした。
この配布資料によれば、今回の舞楽は 「蘇合香」 [そこう] の序の一帖と、「貴徳」 の急、とのこと。
ワタクシ、舞楽は不案内ですが、堂内で間近で拝聴、拝見できたのはとてもよかった。
ホウレンソウの葉を頭に載せているのかと思ったのは、「菖蒲甲」 [しょうぶかぶと] というかぶり物とのこと。
「貴徳」 の白い面は、なかなかインパクトありますな。
四天王寺の聖霊会をうんとコンパクトにしたような法要でした。


式衆の中には、尼僧さんもいらっしゃいました。
興福寺のザイレ暁映さんもおられたのには、ちょっとびっくり。
最近メディアなどでもよく拝見する方ですが、暁映さんの法話を初めて聞けてよかった。
参列者は地元の方、檀家さん、関係者がほとんどのように見受けられました。



ご朱印(書置き)のほか、重陽薬師会のときだけ授与される 「菊慈童御札」 もいただきました。


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南明寺の本堂は鎌倉時代に建てられたもので、平安時代の薬師・阿弥陀・釈迦の三尊像、地蔵菩薩坐像、小さな四天王像が安置されています。
阿弥陀と釈迦の二尊像は、定朝様のお顔ですね。
今回のような法要を除いて普段は閉堂しているため、拝観を希望する場合は10日以上前までに予約が必要とのこと。



下戸ですが、迦陵頻伽ちゃん(胡蝶ちゃんかも)が直々に菊酒を振る舞うというので、菊の花びらが浮いたお酒を少しだけ頂きました。
升はお持ち帰りOK。
升にはご朱印もあって、とてもありがたい。
裏には、「吉野杉」の焼き印も。


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≪余談≫

  法要が始まるまで時間があったので、阪原の棚田を散策。
  稲はずいぶん色づいてきました。

  お堂の扉をすべて開け放っているせいで、堂内で練習する笛、笙、ひちりきの音が遠くの田んぼまで聞こえました。


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【2018年9月9日 南明寺重陽薬師会舞楽法要】
   特別拝観料 500円 (菊酒振る舞い付き)
   ご朱印(書置き) 300円
   菊慈童御札 500円



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