中将姫イジメ



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国立文楽劇場 で上演されている 『鶊山姫捨松』[ひばりやまひめすてのまつ]は、称徳天皇、大炊の君(淳仁天皇)、長屋王、藤原広嗣、藤原豊成、中将姫といった歴史上の人物が登場して、皇位継承をめぐる騒動が繰り広げられるお芝居。
もちろん中将姫伝説も織り込まれています。
芝居の舞台として、淡路島、飛火野、長谷寺、當麻寺などが登場します。
ただし、上演されているのはその一部の 「中将姫雪責の段」。
場面は、中将姫の父親・藤原豊成の館。
雪の降りしきる庭に引きずり出された中将姫が、割竹で滅多打ちされる拷問を受けます。
前後の話はどうでもよくて、このシーンだけが観客に受けたようで、それ故この段だけの上演というのが通例だそうです。

割竹で打たれるたびに、のたうち回る中将姫。
中将姫を遣うのは、吉田蓑助さん(人間国宝)。
まるで生身の人間のような動きに、心打たれました。
比較的動きの多い人形をけっこう長い時間遣う蓑助さんを見たのは、初めてかも。
いや~、蓑助さんの中将姫を見ることができて、幸せでございました。


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第2部のふたつめの演目は、近松門左衛門の 『女殺油地獄』。
ラストの凄惨な殺しの場面は、芝居とは言え思わず目を背けたくなります。
幼い子ども3人を残して殺されたお吉は、さぞかし無念だったでしょう。



国立文楽劇場エントランス
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鬼畜・与兵衛がお出迎え。





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