朝拝と立榊式と饅頭と


春日大社の朝のお参り(朝拝)に久しぶりに参加しました。


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朝の神社は清々しい。




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東日本大震災や最近の災害での被災者の一日も早い復興を祈るため、大祓詞 [おおはらへのことば] をたくさん奏上する 「萬度祓」 を兼ねています。
誰でも参加できます。
場所は本殿参拝所の左隣りの直会殿です。
午前9時から始まりますが、8時50分ごろになると外で待っている一般参加者に案内の声がかかり、中へ入れてもらえます。
その際、大祓詞などが載った 「神拝詞」 という冊子を渡されます。
一般参加者は長椅子に座り、あとから入って来た神職さんたちは前方の板床に正座します。
(以前は、一般参加者も板床に座りました)

太鼓が鳴らされると、朝拝が始まります。
脇に控えた神職さんのご指導の声に従って、拝礼、拍手、大祓詞の唱えをしますので、作法に迷うことはありません。
大祓詞は3回繰り返し唱えますが、ワタクシは初めてではないのによく間違えてしまいます。
暗唱する神職さんたちは当たり前とはいえ、大したものですね。

直会殿での朝拝が20分ほどで終わると、宮司さんから参加者にちょっとしたお話があります。
(宮司さんが不在の場合は、代表の(?)神職さんがお話を代行)

お話が終わって直会殿を出るときに神拝詞をミカンコさんに返しますが、希望すれば持ち帰りOKです。

直会殿を出たあとは、今度は別の神職さんに引率されて、若宮神社や夫婦大國社など主な摂社末社を順に参拝します。
一社ごとに祀られている神様の紹介などがあります。
拝礼と拍手の細かい作法は、神職さんのリアル所作を目の前でじっくり観察して学ぶことができます。
今回はおん祭の初日の朝だったので、若宮神社では神職さんたちが念入りに準備している珍しい光景が見られました。
引率の神職さんは、遷幸の儀で深夜、真っ暗闇の中で若宮さんが御旅所へ向かう際、どうやってお社から若宮さんを持ち出し、移動するかなど、貴重な話をしてくださいました。
お社から出発した行列の先頭が参道へ左折するときに、目印(足印)となる 「さぐり石」 の紹介もありました。
巡拝が終わると、再び本殿参拝所へ戻ります。
朝拝の直会ということで、南門の脇で参加者全員がミカンコさんからお神酒をいただき、解散となりました。

この朝拝は参加無料ですが、実施されない日もありますので、参加希望の場合は事前に春日大社のホームページで朝拝スケジュールを確認してください。


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≪余談1≫

 春日大社一の鳥居の両脚それぞれに鉄の輪が付いているのですが、引率の神職さんのお話では、
 春日祭とおん祭のときに、ご神木の竹柏 [ナギ] の木(榊の代わり) がこの輪に通して立てられるそうです。
 大きなお祭りが始まるときの合図なのだそうです。
 「たてさかきしき」 と聞こえましたが、「立榊式」 でしょうか。
 ちょうど朝拝が終わった頃、竹柏の木を持った方々が本殿を出発して、一の鳥居を目指して移動していたので、興味津々でついていきました。


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立榊式
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≪余談2≫

おん祭まんじゅう
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店頭で蒸し器にかけられていて、あつあつです。



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 和菓子屋 「鶴屋徳満」 の三条店で、おん祭の期間限定で販売されます。
 日持ちせず、その日のうちに頂く必要があります。
 今年は店先で、ハフハフと頂きました。


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