転害会秘仏開扉2012/10/5


毎年10月5日の東大寺転害会(てがいえ)のときに、いつもは中に入れない勧進所に入ることができ、八幡殿の僧形八幡神像[国宝]、阿弥陀堂の五劫思惟阿弥陀如来像、公慶堂の公慶上人像を拝観できます。




●僧形八幡神像

もともとは手向山八幡神社の御神体でしたが、明治の廃仏毀釈によって東大寺に移されたものです。
重源上人が快慶に作らせました。
奈良国立博物館で行なわれた「頼朝と重源」展にお出ましになっていました。
展覧会の図録によると、本像の開眼は建仁2(1201)年12月27日で、平重衡率いる平氏軍が南都焼き討ちにした治承4(1180)年12月28日にちなむものだろうと、解説されています。

左側が八幡殿




●五劫思惟阿弥陀さん

阿弥陀堂


参拝者の一番人気だったのではないでしょうか。
朝日新聞 be on Saturday で「奈良には古き仏たち」が連載されていますが、9月29日の記事がまさにここの五劫思惟阿弥陀さんでした。
新聞の切り抜きを手にしていた参拝者もいました。

配置は、お堂の中央に厨子があってその中に五劫思惟阿弥陀さんが安置され、阿弥陀さんを守護する四天王が厨子のまわりを固めています。





余談ですが、厨子の向かって右側の棚に位牌がたくさん並べられていて、「右大将源頼朝公尊儀」とか、「本願聖武天皇 孝謙天皇 光明皇后 良弁僧正 行基菩薩 後白河院 源頼朝卿 菩提僧正 俊乗上人」などと書かれたものもありました。

あ、そうそう、東大寺の少し北にある五劫院でもこの10月5日にあわせて、本尊の五劫思惟阿弥陀さんの特別開扉をされていました。
東大寺阿弥陀堂、五劫院のどちらの五劫思惟阿弥陀さんも、重源上人が宋から請来したものという言い伝えがあります。



●公慶上人像



公慶堂に祀られている公慶上人像は、いつものように充血した目で大仏殿を向いておられます。
公慶上人については、東大寺のHPでどうぞ→

公慶堂は10月5日のほかに4月12日にも開扉されます。

余談ですが、上人像の向かって右側の棚に、なぜか萩焼の牛が置いてありました。





以下、勧進所境内にて














関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

★ かぎろひ さん、こんばんは!
汗ばむぐらい天気がよかったですね。
確かにお堂で拝見する場合は信仰の対象ですね。
もちろん展覧会にお出ましになっているときでも、拝見するときは手を合わせるように心がけていますが、せっかくの機会なので背後も含めてなめるように見てしまいます。
はい、五劫思惟阿弥陀さんのマグネットです。
クリアファイルのほうは、ちょっと奈良まで行ってきますのときの、お供をしていただいております。
5日ネタはまだあるのですが、機会あればアップするかもです。

こんばんは!
10月5日、お天気にも恵まれて、ずいぶん充実した1日でしたね!
公慶さんも、僧形八幡神さんも、奈良博では何度かお目にかかっているのですが、本来おはします場所では拝観できておりません^^;
ちょっと暗くても、お堂で拝観するほうが、ありがたそうですね。
来年あたり行けたらいいのですが。
あっ、五劫思惟阿弥陀さん、これはマグネットですか。
クリアファイルもお持ちでしたよね(^_-)
5日、まだ続きますか。そういえば、食欲の秋がまだですわね(笑)
検索フォーム
プロフィール

なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

※2013年までの過去記事は本サイトへインポート後、一部を除いてリンクの更新等を行なっておりませんので見苦しい部分があります。ご了承ください。
※過去記事へのコメントも歓迎。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
QRコード
QR