江里佐代子の截金展




(展覧会パンフより)
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截金(きりかね)が施された仏像はときどき見かけますが、その繊細で緻密な美しさは素晴らしいものがあります。
仏像では「文使い地蔵」として知られる東大寺知足院の地蔵菩薩立像、絵画では高野山龍光院の伝船中湧現観音像などが、実際に目にして特に印象的でした。

現代の截金の第一人者・江里佐代子さんが非常に細い箔を貼り付けている作業を以前テレビ番組で見て、
実際の作品を一度見てみたいと思っていたところ、(ほぼ)地元の美術館で作品展をやっているというので行ってきました。



  香雪美術館@神戸市

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截金とは、
  『金箔・銀箔・プラチナ箔を細く直線状に切り、貼り合わせて文様を表現する技法。
   日本では特に仏像・仏画の衣や装身具を荘厳する技術として発達しました。』
                             (展覧会パンフより)


(展覧会パンフより)
20120916-0711.jpg



この作品展では仏像の荘厳を紹介するだけではなく、工芸品にも適用して、さらに独自の技術も採り入れた、さまざまな截金の世界が展開されています。
截金の行程が写真付きで紹介されていますが、何と手間のかかること!
こうして見ると、仏像を荘厳した昔の截金師はすごい技を持っていたんですね。
江里佐代子さんはその高度な技でこれからの活躍が期待されていましたが、残念なことに2007年に急逝されました。
その技を引き継ぐべく現在娘さんが精進されているようです。今後の活躍を期待したいです。





特別展「人間国宝・江里佐代子の截金 康慧とともに伝える荘厳の美」

  会期:2012年 9月15日(土)~11月 4日(日)
  開館:午前10時~午後5時(入館:午後4時30分まで) 会期中無休
  場所:香雪美術館→
      神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1
       TEL 078-841-0652
      ・阪急神戸線「御影」駅より東南へ徒歩5分
      ・JR東海道線「住吉」駅より西北へ徒歩15分
      ・阪神本線「御影」駅より市バス19系統「阪急御影」より東南へ徒歩5分


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