平重衡を追う(4)~法然さんに会う?


【シゲさん、法然上人に会う?】

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一ノ谷で生け捕られてから1週間後の1184年2月14日、
シゲさんは「八葉」のクルマ:

  

に乗せられて入京。
クルマの前後の簾は上げられ、左右の物見窓も全開のほぼオープンカー状態。
さらし者です。
罪人を引き回すときの作法だそうです。


京の大路を引き回されたあと、八条堀川の御堂で監禁されます。
シゲさんは法然上人に会って戒を授かりたいと願い出ます。
その願いを聞いた法然上人はシゲさんのところに行って、
浄土宗の教えを説き、戒を授けた、ということになっています。

法然上人がシゲさんに直接会ったかどうかは不明のようですが、
何らかの形でつながりはあったのかも知れません。


  

  


「平重衡 受戒之地」
  
   八条堀川の御堂があったあたりに平成23年(2011年)12月に建立されたそうです。



草鞋履きの法然上人@東大寺指図堂
  


1184年3月、シゲさんは京都から鎌倉へ護送されました。
鎌倉で源頼朝に会ったということです。




<余談>

 シゲさんは所有の硯「松蔭」(まつかげ)を受戒のお礼として法然上人に贈った、
 と『平家物語』にあります。
 その伝説の硯。
 現在、奈良の當麻寺奥院にあります。

    

 この當麻寺奥院は、京都にある浄土宗知恩院の「奥之院」として建立されました。
 法然上人ゆかりの知恩院から當麻寺奥院へこの硯がもたらされたとしても
 不思議ではありませんね。


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