湖北観音めぐり




【湖北を散策(その4)】



「奥びわ湖・観音路」というパンフレットを見ると、観音さんをおまつりしているお堂や寺などが高月や木之本を中心として56箇所も紹介されています。
実際にはもっと多くの観音さんがいらっしゃるのでしょう。
観音さん密集地帯です。






渡岸寺観音堂の十一面観音さんを拝んだあと、西野薬師堂へ向かいました。




<西野薬師堂・十一面観音>



地元の方が当番で世話方をして、お堂を管理してます。
こちらには、薬師如来さんと十一面観音さんがいらっしゃいます。
がっしりした顔立ち、体格してます。

西野薬師堂を出るとき、西野薬師堂の世話方さんが正妙寺の世話方さんに携帯電話で
参拝者が今から向かう旨連絡してくださった。

西野薬師堂もそうですが、このあたりの観音堂は地元の方が当番制で世話方をされています。
参拝を希望する人は、お堂を開けていただくために事前に世話方さんに電話連絡してくださいね。




<正妙寺・千手千足観音>

西野薬師堂から正妙寺に向かう途中、1台の農作業用の軽トラックが追い越して行きました。
正妙寺の近くでワタクシを待っていた世話方さんは、その軽トラックを運転していた人で、
いかにも野良仕事やってますの服装でした。



正妙寺は小さな山の中腹にあります。
お寺といっても小さなお堂です。
世話方さんはお堂のカギをあけて、厨子を開きます。



(観光パンフから)


千手千足観音さん。
千手観音はよく聞きますが、千足観音は珍しいですね。
馬頭観音ではないのに怒り顔。三眼です。
お像は平安時代の作のようですが、江戸時代に金泥が塗られたようです。

千足の表現がすごいですね。
レレレのおじさんや、はた坊が全速力で走っているときの足だな。
困っている人、助けを求めている人のところへすぐ行きまっせ、ということなのでしょう。




<石道寺・十一面観音>



石道寺=しゃくどうじ、と読みます。
お堂は山里の少し奥まったところにひっそり建っています。
こちらも地元の方が当番で守してます。
毎月曜日と年末年始がお休みです。

(観光パンフから)


ここの十一面観音さんは、かなり剥落しているものの彩色が残っています。
赤い唇が印象的で、とても女性的なお顔立ちに見えます。マダム系ですね。
そのためか、子授けの観音さんとしても知られているようです。
渡岸寺観音堂の十一面観音とともに、井上靖の小説に出てくるお像です。

世話役さんの話では、今年の冬は寒くて、雪も1メートル以上積もって大変だったそうです。
桜の咲き具合はまだまだ(4月15日)でしたが、待ち望んでいた春がようやく来たという感じでした。



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★みのさん、こんばんは!
ご訪問、ありがとうございます。
雑然とした報告ですけど、
少しでもお役に立つのであれば、こんなにうれしいことはありません。
湖北を含めて、びわ湖周辺のおおらかな感じがとてもいいです。
里人が観音さんを大切にしてきた風土というものを実感できたような気がしました。
湖北観音巡り、早く実現するといいですね。

湖北観音巡り、私もいつか巡り歩きたいと考えています。
井上靖さんを長年、愛読しており、『星と祭り』に書かれている湖北十一面観音の世界に足を踏み入れたく夢をあたためておりました。
詳しい報告、参考になるとともに、湖北を訪ね歩く夢への実現の
距離が短縮されました。
なむさいじょうさんの足跡を参考に、いつか、近いいつか、訪ね歩こうとおもいます。
いつも興味のひくレポート、楽しく読ませていただいております。
ありがとうございます。

★らん♪ さん、こんばんは!
決して立派なお堂ではないけど、地元の人たちが代々、大切に大切に守ってきたんですね。
ホントに感謝ですね。
周りに山があり、びわ湖があり、比叡山が近いし、白山信仰の影響もありで、自然と信仰心が強くなっているのかも知れませんね。
オコナイという風習にも興味があります。

大規模ではない手仕事の石積みの高台にあるお堂
地元の方々で守られているご本尊さま
ありがたいです(^^)
琵琶湖周辺の方々の信仰心は素晴らしいですね。
奈良とは違った信仰の形だと感じます。
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なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

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