修二会・数取さんげ


二月堂修二会。3月5日(その2)。




食作法が終わると練行衆は上堂し、その日の1回目のお勤め<日中>が行なわれます。

3月5日の場合、<日中>のあとに、<数取懺悔(かずとりさんげ)>があります。


<数取懺悔>は、念珠をもみながら、堂司の数えに合わせて、立ったままでお辞儀とのけぞりを3000回繰り返します。

3000回も!?

実はカラクリがあります。


 (堂司の数え)

  同時に、
  一遍、 二遍、 三遍、 五遍、 六遍、 六遍、 七遍、 八遍、 九遍、
  十遍、二十遍、三十遍、五十遍、六十遍、七十遍、七十遍、八十遍、九十遍、
  百遍、二百遍、三百遍、五百遍、六百遍、七百遍、八百遍、八百遍、九百遍、
  千遍(せ~んべん)


これが1セット。

これで分かるように、位が上がると途中を飛ばすんです。
そして、「四」が避けられます。
そのかわり「六遍」、「七十遍」、「八百遍」をダブルカウント。

礼堂に出て懺悔するのは、3人の若い衆(中灯、権処、処世界)。
若い衆は3セットやらなければなりません。
堂司の田方広真師は戸帳から頭だけを礼堂に出して、迫力ある声で数えます。

3セット終わったら、若い衆といえども、ハアハア、肩で息してました。
かなり体力が要りそうですね。
本当に3000回もやったら、不退の行法が途切れる心配あり。

<数取懺悔>は、3月5日、7日、12日、14日に行なわれます。



ところで、ワタクシは堂司の田方師の

          ん~~、なんぼーー   っく

がお気に入り。







  閑話休題(=余談をやめて話を本題に戻します)





3月11日。あれから1年。

この11日、大導師が読み上げる諷誦文(ふじゅもん)は、被災地の復興を願う内容になると聞きました。

お堂の中でその言葉を聴きながら、手を合わせたかったのですが、都合が悪くて二月堂に行けません。
とても残念です。

できたら東大寺のHPに諷誦文の内容を掲載していただきたい、というのがワタクシの希望です。





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★メグさん、こんばんは!
「なんぼーー」の件は、ハミさんが代わりに回答されてます。(笑)
<初夜>などのお勤めが始まるときに、堂司が「南北?」(南座も北座も練行衆がそろっているか?)と大声で質問します。
それに対して、
「南座は(そろってますよ)」(大導師)
「北座も(そろってますよ)」(咒師)
という、やりとりがある訳です。
★ハミさん、こんばんは!
代わりに回答いただきまして、恐縮です。
11日の諷誦文は何らかの形で、ぜひ文字にしていただきたいですね。
敬って申すのは練行衆一同だけでなく、われわれも加えていただきたいです。
ワタクシも津波の映像には大変な衝撃をうけました。現実の光景とは思えませんでした。
下七日に入ってまた寒くなりましたね。
風邪などひかないよう、ご自愛ください。
★らん♪さん、こんばんは!
1セット終わったら、ワンモアセット!
3セット終わったら、グッジョブ!
なんて言えませんでしたけど、ホントに感謝です。

今年はどうも局には行けそうにないなぁ~
残念ですが、みなみな様に心より懺悔をお願いしておきます。
初めて数取懺悔を見て、聴いたときは
私も鳥肌ものでした。
感謝、感謝ですね(*^_^*)

なんざはーーーー きたざもーーー
11日の諷誦文は私も文字で見たいと思っています。
大導師作法の他の部分はほぼ聞き取れるのですが(加供帳は無理)、諷誦文は毎年かわるのと言葉遣いが難しいので完全には聞き取れないです、それに5日と同じ諷誦文だと思いますが非常に長いので暗記できません。
あの日は出先で地震に遭遇しました。
停電して電車も止まってしまい歩いて帰ったのですが、途中にワンセグTVで見た津波の映像に大変な衝撃をうけました。

数取懺悔(かずとりさんげ)の読み方
よくわかる解説で (●^o^●) さ~~すがでございます。
ところで、堂司の田方師の
ん~~、なんぼーー    ってなんですか?
11日になりましたね。 元気だったら二月堂のお堂中で一緒に祈りたいのですが 多分無理そうなので 東北方面に向かって 祈る事になりそうです。
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阪神エリア在住のおっさん。
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