修二会・宝号(声明)



2年前の2010年2月7日、奈良博で「二月堂修二会について」と題する講演会がありました。

講師は東大寺の上司永照師。

そのときのメモを改めて読み返してみると、単なる修二会の紹介話ではなく、ご自身が練行衆として体験してきた生々しい話やマニアックなことも話されて、大変面白かったことを思い出しました。

声明の話題では、南無観自在菩薩を連呼する「宝号」の部分で、唱えが進むにつれて発音や念珠を擦るリズムが微妙に変化していくところなどを、実際に唱えながら説明されていました。
普段、なかなか聞けないことが聞けて貴重でした。




たとえば、
初夜の宝号の途中、「な~む~かんじいざいぼおさあ」の
「じ→い」で跳ね上がったあと、オクターブ下がって「ざい」にいくところ。

   ここの「ざい」は「ざい」と濁るのではなく、「つぁい」と発音するんです

と永照師。

つまり、



ではなく、



となる。(五線譜はワタクシの勝手な解釈デス)


へぇ~~。

ということで、お堂で実際に聞いてみると、
確かにこの部分は「つぁい」と言っているような・・・・。
分かりづらいですが。。。

※今回は、ちょっと、まにあっくでございました。






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★*ならら*さん、こんばんは!
>すべてのお声明を楽譜に
牧野先生、すごい労力だったでしょうね。
オープンリールで録音されたんでしょうかね。
記事にある五線譜も、フリーのソフトで作成したものです。
音符をほいほい並べるだけで音を出してくれるので、ときあえずメロディーを確認するには重宝してます。
便利になりました。
★ハミさん、こんばんは!
自→在 へオクターブ下がるところはここしかないと思います。
ほかのところは明らかに「ざ」ですが、ここのところはちょっと微妙な発音ですね。
もうすぐライブで聴けますから、要確認ですね。

こんばんは~
目をつぶってじっくり聞いてみました。
南無観自在菩薩は途中パターンが変わるのをはさんで同じフシを繰り返すのが3セットありますよね、その中の2回目が「ざ」がちょっと不明瞭な感じがしますね、この部分のことでしょうか?

たいちょ おはようございます
♪をたどってナルなると感じ入りました。
ちなみに
奈良教育大で音楽の教授をなさっていた
牧野英三先生が
すべてのお声明を楽譜に起こされています。
本の題名、発刊本とは失念していますが
昭和40年代ごろの研究であったと記憶しています。

★らん♪さん、こんばんは!
さっそくのコメント、ありがとうございま~す。
> そのうちの1枚はお水取りのん
さすがですね。準備万端。
最近、ワタクシは勤め先との行き帰りに、お水取りの「称名悔過/宝号」を聞いてます。
知らずに口ずさんでたりしていて、あわてるあわてる。(笑)

う~~ん、
我家にもお水取りの声明のCDがあるので
聞いてみます(*^_^*)
一年中、CDコンポに入れたまんま(笑)
昔~ので3枚まで入るので、そのうちの1枚はお水取りのん"^_^"
車にもCD積んでます(苦笑)
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