菅原伝授手習鑑ゆかりの寺


大阪府藤井寺市にある道明寺

  6759-111.jpg

  6764-111.jpg


『菅原伝授手習鑑』の二段目にゆかりの場所です。(演目解説→

菅原道真は左遷のため大宰府に向かう途中、おばさんの覚寿尼がいる道明寺に立ち寄って、

  鳴けばこそ別れも憂けれ鶏の音のなからん里の暁もかな

と詠んで別れを惜しんだ、という伝説を題材にしています。


道明寺のあるあたりは、道真の祖先・土師(はじ)氏の根拠地でした。
「土師ノ里」という近鉄の駅もあります。
道明寺は、土師氏の氏寺・土師寺の後身です。

土師氏の祖先は野見宿禰
出雲国からやってきて、当麻蹴速と相撲をとりました。

『菅原伝授手習鑑』に出てくる宿禰太郎とか、土師兵衛という名前は、
道真のご先祖様から着想を得て、命名されたのでしょうか。

道明寺のご本尊は、十一面観音菩薩立像[国宝]。
道真の自作だそうです。
納経所で「道明寺粉」を売っていました。桜餅、食べたい。




道明寺の隣りにある道明寺天満宮

  6752-111.jpg

道真の遺品と言われるベルト、櫛、硯、鏡などが伝わっていて、国宝に指定されています。


道真が亡くなって天満宮が創建される前は、同じ境内にある土師社が本社でした。

  6753-111.jpg


<余談>
 道明寺天満宮の結婚式場の中庭に、東大寺の天地院(今はない)の石灯籠があります。

  6755-111.jpg






道真ゆかりの奈良の神社を3社紹介します。


(1)菅原天満宮 (奈良市菅原町518) HP→

  7194-111.jpg


天満宮のあるあたりは菅家発祥の地、道真生誕の地と伝わっています。

  1726-111.jpg

  7198-111.jpg

  背後は喜光寺。
  7219-111.jpg



  「菅原天満宮遺跡天神堀」
  7188-111.jpg

菅原天満宮の近くにある遺跡。
道真が生まれたときに、この池の水が産湯に使われたとの伝説。

境内で盆梅展やってます。
2014年2月9日(日)~3月9日(日)




(2)與喜天満神社 (桜井市初瀬14) HP→

  6453-111.jpg

長谷寺の鎮守社です。

こちらにおわす天神座像。
カミナリが落ちる直前です。

  20110724-1-03.jpg

この秘像が2011年に奈良国立博物館へお出ましになりましたので、行きましたよ。
お顔を覗き込んだら笏(しゃく)で引っ叩かれるかと思うぐらい、怒っておられました。



(3)手向山八幡宮
 (奈良県奈良市雑司町434)

東大寺の鎮守社です。
境内には道真が腰を掛けたという腰掛石があり、その後ろに道真の歌碑があります。

  7300-111.jpg


  このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに

古今和歌集や百人一首で知られる道真の歌。
幼い頃、意味はわからないものの、マニマニがお気に入りでした。




関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

MILK MODEさん、こんばんは!

その居酒屋さん、いいネーミングですね。
きっと、道真の歌から採ったのでしょうね。

なら咲くの画像ファイルはいずれ消えるだろうと思っていました。
膨大な数のファイルをFC2に再構成するのはほとんど無理!
すべての画像ファイルはバックアップしてあるので、
この1年の記事に使った写真とか、なら写真感など、
一部の過去写真はFC2に再アップしました。

時間があれば、他の画像も少しずつ再アップしたいと考えています。

おー、なら写真感の画像をすべてチェックされたのですか。
ありがとうございますぅ~。

こんばんは!

まにまに(笑)
うちの近所にマニマニという居酒屋さんがあるなあ。
歴史音痴でここしか反応できないのが悲しいです。

話は変わって、やっぱり過去記事の画像は消えるみたいです。
電話して聞きました。もう間もなく、おそらく2月いっぱいくらい
みたいです。
なら写真感の画像が全部変わってたので一安心です。
検索フォーム
プロフィール

なむさいじょう

Author:なむさいじょう



阪神エリア在住のおっさん。
時間を見つけては奈良めぐり。

※2013年までの過去記事は本サイトへインポート後、一部を除いてリンクの更新等を行なっておりませんので見苦しい部分があります。ご了承ください。
※過去記事へのコメントも歓迎。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
QRコード
QR