東御廊の工事現場見学




奈良・春日大社では、社殿や調度品を20年ごとに一新する
式年造替[ぞうたい]が行われています。

あわせて、東御廊[ひがしおろう]の工事現場の見学会が実施されています。


東御廊は本殿前にある中門から東に延びている回廊。

中門
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中門と西御廊の屋根の檜皮[ひわだ]のふき替えは、すでに終了。
この日、うっすらと雪が残っていました。

この中門。
今年2015年のさっぽろ雪まつりに登場していました。→



東御廊のまわりに組まれた足場を屋根の高さまで登って、
神職さんの解説を聞きながら屋根の檜皮のふき替え作業を間近で見学。

  現場では、ヘルメット着用が義務付けられています。

    201402149965-111.jpg



  檜皮を止める竹釘(長さ4cm弱)。
  竹釘のメーカーは国内に1社だけだそうです。

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職人さんは、まず竹釘を束にして口に含み、
そのあと1本ずつ器用に口先に出して、取り出し、金づちで打ち付けの動作を繰り返します。


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職人さんの向こうにチラ見えしているのは中門の東側面。



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口先の竹釘が見えますか?





    専用の金づち。

    201402149992-111.jpg




    数年前、あるフォーラムに参加されていた春日大社の権宮司さんが、
    伊勢神宮と出雲大社の遷宮が重なった(2013年)ため、
    春日大社分の檜皮が不足して困っている、
    というようなことをお話しされていましたが、何とかなったのでしょうね。



工事現場では、ネット越しに本殿が透けて見えました。
千木がほぼ正面に!

工事現場の見学の前後には、神職さんのご案内で
御本殿後殿御門、藤浪之屋、御蓋山浮雲峰遥拝所などの見学や参拝を行う特別参拝もあります。
普段なかなかこのような形でお話しを聞けませんので、これも貴重でした。
特別参拝が終わって、特別参拝受付所の前に戻ったところで解散となりますが、
最後に巫女さんから直々にお神酒を頂けますよ!


見学会は、2015年2月7日(土)から2月22日(日)まで毎日実施。
午前10時45分からと、午後1時15分からの2回あり、所要時間は30分余り。
ただし、11日(水)、17日(火)、21日(土)は午後のみ実施。
事前申し込みは不要。
見学会には特別参拝も含まれますので、
南門を入ってすぐ右側にある特別参拝受付所で初穂料500円を納めます。
その際、工事現場見学も希望と申し出て対応について確認します。
集合場所は特別参拝受付所の横あたりですが、
各回とも先着20人が定員なので、早めに受付けを済ませたほうが良いかもしれません。




 ※ 60回目の式年造替ということは、20年×60回=1,200年!






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※過去記事へのコメントも歓迎。

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