おんまノ大明神




二月堂修二会で毎夜奉読される“神名帳”。
36番目に読み上げられる
    おんまノだいみょうじん
どこの神様かご存知ですか?










※答え 大神神社[おおみわじんじゃ]

神名帳には、「大神大明神」と書かれています。
代々読み継がれてきたうちに、いつしか、
  おおみわおんま
と読み方が変化したのかも知れません。


このように読み方が変化した神様は、ほかにもあります。
たとえば、
    すっぱノだいみょうじん










※答え 諏訪大社(長野県)

神名帳には、「諏訪大明神」と書かれています。
65番目に登場します。




ちなみに、神名帳の最初に登場する神様は?










※答え 金峯大菩薩[きんぶ だいぼぉさぁ]

奈良・吉野にある金峯山寺のご本尊・蔵王権現のことです。
神仏習合ですね。

    (2012年の観光チラシから)
    






それでは、最後に登場する神様は?










※答え 葛下郡御霊[かッげくんのごりょう]

御霊とは、その昔、政治的に失脚させられたり、
無実の罪を着せられたまま非業の死を遂げた人たちの霊のこと。
各地にある御霊神社は、御霊さんを神様としてお祀りしている場合が多いです。

神名帳の最後にある御霊の段には11人が登場します。
直接名前を言うのが憚られるのか、婉曲な表現の名前になっていて、
具体的に誰のことを指すのか特定しづらいようですが、最後の葛下郡御霊は、
  大津皇子
のことのようです。


    (図録から)
    





神名帳の読み上げの際、耳を澄ましてチェックしてみてはいかがでしょう。






  参考文献:
    1)月刊「大和路 ならら」、2013年2月号。
    2)GBS論集第8号「東大寺二月堂 -修二会の伝統とその思想-」






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