平重衡を追う(26)~千手前(1)



先日、図書館で『平家物語絵巻』(小松茂美 編、中央公論社)を見ました。
原本は岡山の林原美術館に所蔵されています。
印象的な場面はたくさんあるのですが、そのひとつ。。。

    とある屋敷の中。
    沐浴用の盥[たらい]の中で、体育座りしている全裸の男。
    背後に立っている女性に髪を洗ってもらっているのか、
    背中を流してもらっているのか、男はいたく気持ち良さ気な表情をしています。
    垂れ乳で、やや出っ腹のその男。
    美丈夫イメージが音を立てて崩れていく、脱力感たっぷりの重衡。


衝撃のこのシーンをこの場でアップできないのが、いと残念。
この美術本を所蔵する図書館を見つけて、ぜひ行って眺めてみてください。





あ、そうそう (その1)

  絵の中で重衡の背後に立つ女性は、千手前[せんじゅのまえ]というお嬢さん。
  当時20歳。




あ、そうそう (その2)

  『平家物語絵巻』には、当然ながら合戦シーンもあります。
  処刑シーンも少なからずあり、はねられた首があまた登場。
  絵でもこういうのは苦手という人は、閲覧ご注意です。






初期の鎌倉幕府の建物や源頼朝の屋敷があった大蔵幕府の一画に、
平重衡は滞在していたらしい。
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