飯道山ハイキング(2)


聖武天皇の実像をほんの少し追って part2


前回記事の続きです。



  

紫香楽宮跡の宮町遺跡をあとにして、飯道神社に向かいます。
ゴルフ場の脇道から登っていくこと約1時間で、飯道神社に着きます。

  

  

飯道神社の本殿は江戸時代の初め(1649年)の再建で、国重要文化財。
立派な社殿です。

飯道神社の周囲には石垣がたくさんあって、神宮寺だった飯道寺の仏堂跡なのだそうです。
飯道寺は廃仏毀釈で消滅しています。
飯道寺の造営には、良弁さんと実忠さんが関係していたようです。
良弁さんは東大寺初代別当、実忠さんは二月堂の十一面悔過法要(修二会)の創始者。


巨石もあちこちにごろごろ。
信仰の対象だったのでしょう。

  

この巨石群を利用した「行者コース」という修験の行場が境内左手にあります。
全長350mほどのこのコース。
危険な箇所が多いらしく、単独あるいは初心者はやめたほうがいいようです。
(小心者のワタクシはもちろんやりません)

山岳信仰や修験道に関係し、紫香楽宮の鬼門の方角にある飯道神社。
近江地方にゆかりのある良弁さんと実忠さんの存在。
東大寺二月堂の守護神として勧請されたのも、自然な成り行きだったのかも知れません。

    東大寺二月堂近くの飯道神社
     (手前の階段がなぜかとても歩きづらい)
  


良弁さんは近江の石山寺、金勝寺(こんしょうじ)、常楽寺などの開基と言われています。
金勝寺と、東大寺の前身である金鐘寺(きんしょうじ)の呼び方が似ているのも、何か関連がありそうですね。

    飯道神社近くの丁石
  



飯道山山頂(664m)には飯道神社から約30分で到着。
三上山(近江富士)を眺めながら、昼食をいただきました。

  



頂上は東のほうも開けていて、鈴鹿山脈が見えました。
中央やや左に御在所山(1212m)、中央やや右に鎌ヶ岳(1161m)。

  



その後、貴生川駅に向けて下山しました。
全行程約13km。








※余談

  やはり滋賀県。
  “飛び出し坊や”の密度が高い。

    



  土産は草津名物 うばがもち
  ひとつが小さいです。
  サイズが1/3程度の赤福、と言ったらイメージしやすい。

    


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非公開コメント

★かぎろひさん、こんばんは!
取材もそうだと思いますが、徒歩だからこそ、初めて気付くことがよくあります。
やはり現地を歩くことが大切ですね。
空気が澄んでいれば、飯道山頂から琵琶湖、比叡山、比良山系、伊吹山が見えるそうで、ちょっと残念でした。
今回、三上山や御在所山が見えたのは良かったです。
> (1)の最後の、レールと山の写真
そうなんです。
本当は山を背景に、望遠で列車がのんびり走っているところをとりたかったのですが、なにせ列車の本数が少ないのでそれは叶わず、今回は列車に乗って一番前に陣取って撮ったものなのです。

おはようございます!
興味深く拝見しておりました。
紫香楽宮跡は以前、車でちょこっと立ち寄っただけで、不満くすぶったまま(笑)。やっぱりこうして歩かなくちゃね。
飯道山頂から、あの秀麗な三上山を眺めたいものです。写真、うまく撮れていますね。すぐにピンときましたよ。
それから(1)の最後の、レールと山の写真もグッときますね。
18きっぷポスターにしたいところですが、列車は? 来ませんでしたか?
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