飯道山ハイキング(1)


東大寺二月堂の鎮守三社のひとつで、二月堂の南東側に飯道神社という小さな社があります。
滋賀県甲賀市の飯道山(はんどうさん)にある飯道神社はその本社です。
飯道山(標高664メートル)は近江の大峰山とも呼ばれ、修験道の道場として栄えた山だそうです。
東大寺にゆかりがあり、またその麓に紫香楽宮があった飯道山。
どんなところか訪ねてみました。

聖武天皇の実像をほんの少し追って



[行程] 紫香楽宮跡駅~甲賀寺跡~宮町遺跡付近~飯道神社~飯道山~貴生川駅



JR草津線貴生川駅で信楽高原鉄道に乗り換え、紫香楽宮跡(しがらきぐうし)駅で下車。
信楽焼のタヌキがホームでお出迎え。(よく見ると列車にもタヌキの絵が)

    

駅から甲賀寺跡に向かいます。

天平16年(744)11月13日、聖武天皇は甲賀寺で盧舎那仏の体骨柱(芯柱)を建てる式典に参列し、自ら縄を引いた、と続日本紀に記述があります。
今は奈良の東大寺に大仏さん(盧舎那仏)がいらっしゃいますが、元々は甲賀寺に建立しようとしていました。

中門、金堂、講堂、経楼、僧坊、五重塔などの礎石が現存しています。

  金堂跡(もしかしたら大仏さんはここに?)
  


  五重塔跡
  


多くの地図に「紫香楽宮跡」とある場所は、実は甲賀寺跡であって宮跡ではありません。
北に約1km離れた宮町遺跡が本当の宮跡と判明したようです。
国は訂正せず、カッコ付きで甲賀寺跡、と苦しい説明。

  





次に、甲賀寺跡から紫香楽宮跡のある宮町方面に向かいます。

  宮町をPRする電光掲示板。
  

のどかな田園風景。
農道をのんびり歩きます。
ヒバリが賑やかにさえずっていました。
田植えが始まっていました。

  


やがて地域の集会施設である宮町会館に到着。
宮町遺跡のほぼ中心にあります。
天皇皇后両陛下が平成19年に来られたようです。

  

  “ようこそ宮町へ 天平の都紫香楽宮”
  

「なにはつに~」「あさかやま~」
万葉歌が書かれた木簡が出土して話題になりました。

宮町会館の前の田んぼ。
土が見えているところに、朝堂殿があった。
  


このあと、飯道山に向けて登っていきます。
(次回に続く)




飯道山から見た宮町の田園風景(ほぼ中央に宮町会館)



イワカガミ










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★白雪さん、こんにちは!
おお、甲賀寺跡はすでにチェック済みなのですね。
そうそう、五重塔跡あたりに、たくさん瓦の破片が落ちてました。
あれは、本当に天平の甍なんでしょうかね。
> 地図に見えてる高速は第2名神でしょうか?
はい、そのとおりです。
県道53号と横切るあたりにも遺跡があって、紫香楽宮と関係があるようです。

おはようございます。
相変わらず健康的なお休みの取り方、拍手ですよ。私など「家事と子守とお食事と」でお腹がパンパンですよ。
甲賀寺跡には伊吹町に仕事で行った時に寄り道をしたことがあります。たくさんの礎石が有り、そこここらに瓦の破片が有りましたよ。
地図に見えてる高速は第2名神でしょうか?
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