在原業平ゆかりの地を行く(6)



6.布引の滝 (神戸市)

 『伊勢物語』第87段に、住んでいる芦屋へ京の都から知り合いがやってきて、
 いっしょに布引の滝へ行ったと、記されています。

 芦屋の別荘からすぐ近くに布引の滝があるかのように書かれていますが、
 実際には芦屋から10kmほど西へ行ったところ。
 今の新神戸駅から坂を15分ほど登ったところにあります。
 芦屋からてくてく歩いて行ったのかなあ。


新神戸駅
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 竜宮伝説のある布引の滝は、古来より和歌に詠まれていて、
 滝に至る坂道には、布引の滝などを詠んだ和歌の刻まれた石碑が点在しています。


歌碑
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    布引の たきのしらいと うちはへて たれ山かぜに かけてほすらむ
    蛍とぶ あしやの浦の あまのたく 一夜もはれぬ 五月雨のそら
                                  (後鳥羽院)



 『伊勢物語』第87段にある業平の
   「ぬき乱る 人こそあるらし 白玉の まもなく散るか 袖のせばきに」
 の石碑も、もちろんあります。(写真なし)




布引の滝(雄滝)
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  ※ 浄瑠璃 『源平布引滝』 ゆかりの滝でもあります。





布引の滝









<余談>

 滝をかわしてさらに登っていくと、布引貯水池があります。
 ここのダム(布引五本松ダム)は、明治33年(1900)に完成。
 日本最古の重力式コンクリートダムとして、国の重要文化財になっています。

布引貯水池
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 貯水池から見えるロープウェイは、新神戸駅と布引ハーブ園を往復しています。



 さらに登っていくと、主にハイカーが利用する茶屋が点在しています。

201210216176-0111.jpg


 ここから北東方面へ登っていくと摩耶山、
 西へ行くと弘法大師の伝説のある再度山(ふたたびさん)があります。

 最近、このあたりへのハイキングに行っていないので、
 最新状況は変わっているかも知れません。






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