鳥羽の大仏




京都市伏見区にある一念寺。


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寺伝によれば、僧道昭により創建(西暦674年)され、奈良・元興寺に属する法相宗の寺でしたが、
永享年間(1429-1441)に再興された際に浄土宗に改められたそうです。
本尊の阿弥陀如来坐像は丈六仏で、鳥羽の大仏 [おおぼとけ] と呼ばれています。


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アポなしのため本堂内での参拝は叶わず、堂外からガラス越しに大仏 [おおぼとけ] さんのお姿を拝しました。
(観光寺院ではありません)


鳥羽の大仏
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(図録から拝借)







さて、こちらは東大寺の鐘楼岡にある俊乗堂。

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かつて浄土堂があったところで、東大寺大勧進の俊乗房重源さんが亡くなった場所です。
浄土堂には、平家から源氏に寝返った阿波民部重能(成良) [あわのみんぶしげよし] から引き取った
九体阿弥陀仏のほかに、もう一体の阿弥陀如来像が安置されていました。
この「もう一体の阿弥陀如来像」が、実は一念寺の「鳥羽の大仏」なのだそうです。
勉強不足で経緯がよく分かりませんが、一念寺が再興されるときに浄土堂から移されたそうです。

浄土堂は永録10年(1567)の三好・松永の合戦で九体阿弥陀仏とともに焼失しているので、
一念寺の阿弥陀如来像はかつて浄土堂に安置されていた仏像の残存として貴重。




一念寺







東大寺俊乗堂




※東大寺浄土堂から一念寺まで、どうやって丈六仏を運んだのでしょうか?
 木津川までみんなで汗を拭き拭き担いでいき、船に乗せて山崎まで川を下り、
 山崎で合流する桂川を上って行ったのか? (素人の妄想)





俊乗房重源
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建永元年(1206) 6月5日、東大寺浄土堂にて遷化。86歳。
東大寺の俊乗堂にて毎年、月遅れの命日の7月5日に、「俊乗忌」の法要が行なわれます。
法要後、堂内に安置されている重源上人坐像を特別に拝観することができます。(有料)
堂内には、重源さんの臨終仏と伝わる快慶作・阿弥陀如来立像(「釘打ちの弥陀」)も安置されています。





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